LS460(AWD)/LS600h ブレーキキャリパー オーバーホール その1&耐熱塗装
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
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本整備手帳は長文となっております。
お時間のある方は付き合いいただければ幸いですm(_ _)m
まずは届いた商品を見ていきます。
車両から取り外す際にブレーキホースの根本から切断されていました。
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ホイールクリーナーを使って洗浄し、流水を使って汚れを落としますので、水がブレーキキャリパー内に入らなくする必要があります。
ユニオンボルト(バンジョーボルト)を緩めて、ブレーキホースの代わりにM12のナットを挟んで、ガスケットを取り付けて密封します。
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ある程度の手ルクレンチで締め付けると、ブレーキキャリパー内のブレーキフルードが出てくることがありません。
シャワーで洗っても安心できます。
長期間保管するときもこのようにしておけば、ブレーキキャリパー内にサビが発生することが抑えられると思います。
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ブレーキフルードがついて全体的に脂ギッシュ(-_-;)
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下処理を行った後は、ホイールクリーナーを使って洗いました。
ブレーキローターが入るところも洗いました。
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塗装前に、ブレーキパッドが触れる箇所やディスクブレーキアンチラトルピンが刺さる穴にマスキングテープを貼り付けます。
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ディスクペーパーが入りにくく、表面の凹凸が残っている場所は、多めの塗料が必要でしたが、表面を整えた場所は必要な塗料の量がかなり少なくて済みました。
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取り付けると見えないのに、ブレーキローターが入る場所も塗りました^^;
ですが、失敗でした(-_-;)
先にオーバーホールをすべきでした(-_-;)
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色々ありましたが、無事全てのピストンを外すことが出来ました。
因みにダストブーツは引っ張ると簡単に取れました。
そういう構造にしているのだと思いますが、ダストブーツの取付も溝に指で押し込むだけで簡単に取り付けられました。
技術の進歩ですかね~(^^)
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どういう流路なのかと思ってみてみると、ピストンが入る奥の端にちっちゃい穴が空いていました。
確認したわけではありませんが、バンジョーボルトに空いている穴と同じ大きさなのでは?
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フックピックでブレーキキャリパーを傷つけないように、ピストンシールを上に向けるとこのように取り外すことが出来ます。
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外したフロント側のピストンです。
ブレーキフルードが触れる部分に問題は見られませんでした。
まぁ高級車でそんなに飛ばしてブレーキを掛けまくる人も居ないでしょうね^^;
又は、LS600hについていて、回生ブレーキでそもそもピストンの動きが少なかったか?
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外したリア側のピストンです。
フロントと同様に問題は見られませんでした。
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フロントのオーバーホールに使用したシールキットは、
ミヤコ自動車 SP-400
です。
1台分のダストブーツとピストンシールと組み付ける際に必要なグリースが入っていました。
純正品番:04478-50040
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リアのオーバーホールに使用したシールキットは、
ミヤコ自動車 SP-402
です。
1台分のダストブーツとピストンシールと組み付ける際に必要なグリースが入っていました。
純正品番:04479-50180
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ピストンシールにグリースを塗って、ブレーキキャリパーの溝に入れます。
捻れることも無いと思います。
ピストンにもグリースを塗ってゆっくりと入れて、このぐらいの位置でダストブーツをピストンに取り付けます。
ここからさらにピストンを押し込んでいき、ダストブーツの外側をブレーキキャリパー側の溝に入れるとオーバーホール終了です。
ブレーキキャリパーのオーバーホールは、車両取り付け状態からだとブレーキフルードが垂れるのを対策する必要がありますね。
オーバーホール自体に難しいところは無く、一番時間がかかったのはピストンを抜くところです。
電動空気入れ・・・
モニターに当選していて良かった^^;
この後の作業につきましては、
LS460(AWD)/LS600h ブレーキキャリパー オーバーホール その2
https://minkara.carview.co.jp/userid/11052/car/12036/8190039/note.aspx
を御覧ください。
ご覧いただきありがとうございますm(_ _)m
取付車両
型式:JZX100
車名:チェイサー(マーク2・クレスタ)
グレード:ツアラーV(ルラーンG)
エンジン:1JZ-GTE
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