【番外編】フォード・リンカーン共通 パワーウインドウモーター修理
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
私のマークVはおよそ2年半前に助手席側のパワーウインドウが故障しました。
故障の原因は、ギア内部に組み込まれているプラ製のブッシュが砕けたことによるもので(写真上)、ギア部分のリペアキットを購入すればよかったのですが、部品代よりも送料の方が倍以上かかるのがアホらしく、ACデルコの新品パワーウインドウモーターAssy(左右)を購入し、アッセンブリで交換しようと考えました。
しかし、紆余曲折の末、結局そのモーターAssyは使用せず、ブッシュのみを抜き取って修理したため、現在部品棚にある新品モーターAssyのうち、助手席側のものはブッシュが無いまま放置されています(詳しい顛末は「
https://minkara.carview.co.jp/userid/1199964/car/2556750/4883558/note.aspx 」を参照してください)。
今回は、その放置されているパワーウインドウモーターAssyを復活させたいと思います(使用する予定はありませんが...)。
2
ブッシュが抜き取られていない運転席側パワーウインドウモーターのギア部をバラしたところです。
写真下右側の白いプラ製ギアの中に3個の円柱状のブッシュが見えます。
これは、1980年代後半までのフォード車のパワーウインドウでは一般的な構造で、パワーウインドウに腕などが挟まれて過大な力が作用した場合、このブッシュが破損することで力を逃がす構造となっており、経年による樹脂の劣化でブッシュが粉砕するのも典型的なトラブルとなっています。
3
ブッシュの寸法を計測します。
円柱の直径が12.4mm、高さは11mmでした。
4
こちらがブッシュを抜き取られた助手席側の新品パワーウインドウモーターです。
これにブッシュを組み込んで復活させます(使う予定はないんですが...)。
5
DIYの味方、われらがモノタロウで検索すると、ありました!
φ12.5mmのプラ製丸棒 289円/m(税抜き)。
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これを長さ11mmで切断(289円×11mm÷1,000mm=3.2円/個(税抜き))。
7
作成したブッシュをギアに組み込み。
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未使用のまま放置されていたモーターAssyが復活しました(使う予定はないですが...(笑))。
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