
今度は”使ってみる編”です(笑) 3はインパクトのある小さなボディの5に比べ少しサイズが大きくデザインもどちらかというとおとなしめですが、性能差は動画機能くらいで、それも動画をTVに映して楽しむより、PCやネット上での使用がメインなら3のほうがむしろ使い勝手よいと思います。また実際手にしたホールド感もこれだけあれば大丈夫ですし、5より大きいといってもGXRよりさらに小振りで充分コンパクトです。プラスティックボディの質感もマグネシウムボディの5には及ばずともチープな印象もなく普通です。
シンプルな使い勝手を目指した操作性は、セッティングを変えながら、自分のイメージで撮ることにも重点を置くユーザーからは酷評されています。 そのニーズに答えるため先日、ファームウエアのVerアップでソフトキーをある程度カスタマイズ出来るように変更されました。読んだ感じでは、多少改善されても劇的なものではなさそうで、NEX と付き合うという事はその割り切りが出来るかどうかにつきるでしょう(笑)
今回初めてバリアングルモニターを経験したのですが、思った以上に使い勝手はよかったです。わんこ撮りにもとても役立ちそうです。通常の液晶でも視野角が広いのである程度はカバーしますが、これだとかなりアングルの自由度が増しますね。
写りもよく、操作性(好みによる)を除いた使い勝手もよく、デジイチのサブとしてもコンデジのステップアップとしても優秀なカメラだと思います。人に尋ねられたら素直に「良いですよ!」と答えるでしょう。
しかし、残念ながら2日間の使用で私には使えない事が判明しました^^;
理由は液晶画面です。高精細な優れた液晶だと思いますが、そのサイズが小さく今の私の裸眼では非常に見づらいのです。画像だけでなく表示されている文字はまず判別出来ません。これはNEX が悪いというよりは、個人的な問題です。あれで充分見える人にとっては問題ないことです。 店頭で少し触っただけでは分かりませんでしたがこうして長時間接して分かりました。ファインダーがないのですから肝心の液晶が目に遭わなければ操作性を割り切ったとしてもどうしようもありません(悲)
少しだけ云わせて貰えば、せっかく3インチモニターを確保したのにソフトキーの機能表示で画像表示面積が減少してしまっています。3のボディなら少し余裕があるので、やはりモードダイヤルとダイレクトキーを配置するか、あくまで少ないソフトキーにこだわるのであれば、ボディの高さを変えずとも、もうすこし背後までスクエアなボディとして3,5インチクラスの液晶を採用すべきでしたね、GF-1もGXRも大きくとても見やすい液晶を備えているだけに残念な部分です。デザイン優先がこういう所に出たのかな、ソニーさん?
これでNEXは思わぬことで候補からはずれてしまうことになりました(汗;)
こうしてじっくり比較してみるとコンパクトなボディとレンズ、優れた操作性、大きなAPS-Cセンサーによる素晴らしい描画力と改めてGXRの良さが光ってきます。今月末にGXR用のカメラユニットA12 28mmが発売されます。このユニット登場によりAF速度の問題が解消されればやっぱりRICOH回帰かな(笑)
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その他カメラ | 日記
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2010/10/17 11:29:37