ターボのこと（１）

今度の金曜日にうちのエルが入院することになりました。
ここ数日、インタークーラーの下あたりからオイルがたれていて、その量がちょっと多いので気になっていたのですが、本日いきつけのディーラーに診てもらったところ「ターボのシールから漏っている」ということでした。

カープロフィールにも書いてありますが、うちの車はいわゆる「ハズレ車」です。走行距離自体、半端なものでは無いですが、それでも新車購入後の故障・不具合といったら「デパート」並みの品揃えでした。
しかし、なぜかそれによって「この車、もうイヤだっ！！」と思ったことはなく、「楽しく」直してきました（変人だ・・・）。

私のブログにいくつかの新しいカテゴリを追加するつもりです。これらでは今後、うちのエルがこれまでに遭遇した故障・不具合について紹介していこうと思います。同型車・同型エンジン搭載車をお持ちのユーザーさんへの有益な情報になれば幸いです。

まず第１回は、今回のターボの件について。

ZD30は本名をZD30DDTiといい、インタークーラー・ターボ付き直噴ディーゼルエンジンです。
使用しているターボは、1998年8月～2000年8月までは部品番号「14411-2W203」、2000年8月以降は「14411-2W204」というものです。同型のターボはR50テラノとレグラスのZD30エンジン搭載車以外では使っていません。従って、QDエンジンのエルグランドのターボとは互換性がないです。
しかし、基本構造はほぼ一緒。タービンを納めたハウジング内側はFRPで囲まれ、タービンがこのFRPに触って若干削ることによって密閉性を高めているそうです。
タービン軸はエンジン本体のオイルを分けてもらって冷却・潤滑を行っています。タービンは高温の排気を受けて回っていますので、軸受け部分のオイルシールには寿命があり、うちの車と同じ14万キロあたりが実質上の寿命なのだそうです。
エルの場合、ターボの軸受けからオイルが漏れると、吸気流量とかパイピングの関係で、エンジン方向には流れていかずにインタークーラーの方に流れていくようです。従って、うちの車の場合、インタークーラーのあたりからオイルが滴り落ちた、ということになります。

・・・・さて、修理費用ですが、部品代がターボ本体とパッキン類併せて約１１万円、工賃込みで１５万円をちょっと切る程度ということでした。
・・・・う～ん、高いか安いかは、感じ方に個人差があるということで・・・・

※【改訂】満貫さんからのアドバイスもあり、カテゴリを細分化することにしました。