嗚呼、AW11。

じつは私、昔っからAW11のスタイリングが大好きなんです。

試乗はおろか、運転席に座ったこともドアを開けたこともありませんので、「ドライブしたらどんな感じなんだろう？」の思いは当然あるのですが、それ以前にスタイリングに惹かれます。
このシャープなスタイリングがたまりません。

昭和末期の車ですから、街で見かけることはめっきり減りましたが、好きな車ですから目に入れば自然に目で追ってしまいますね。
写真の車は、先日とある用事で某古都へ行ったおり、駅前で見かけたものです（オーナー様、勝手に掲載してごめんなさい）。

「お、AW11だ」
「ん･･････？」

「ハ、ハシゴを積んでいるっ！」

S/Cの5MTですが、内外装のヤレなどから、（日常の足として）かなり乗り込まれているご様子。

当時のAW11開発者たちは、20年後にルーフキャリアを付けてハシゴを積まれて乗り続けられるとは、全く想定外のはず(^^;
ともあれ、ワンオーナかどうか分かりませんが、この実用性の乏しい車をここまで乗りつづけれている現オーナー様には、ある意味頭が下がります。

ちなみにこの街では、数年前、ピッカピカのAW11を見かけたことがあります。シートにはレースのカバー付きのフルノーマル(^^;

古いものを大事にする方が多いのでしょうかねぇ。

●AW11に比べたらチョロQみたいにぽっちゃりしてますが、HT型スイフトの「ちょっとカクカクしたデザイン」は、自分にとってAW11に少しだけ通じるものがあるのかもしれません。