半年振りの更新ですね。
やっと暖かくなってきたのでぼちぼちDIYでも始めましょうか。
という事でリハビリ第一弾は手抜きでキット取り付けですw
今回は毎度おなじみコムエンタープライズ製のパーシャルウインドウキットです。
これはドアを開けた時にちょっとだけウィンドウをダウンし、閉めた時にアップさせて、ドアを閉めたときの耳の気圧変化を無くし、また、半ドアの低減をさせるという機能です。
ちょっと前のポルシェ等高級スポーツカーに搭載されてたりしましたが、10年前に初めて見たときには感動したものですw
本来は気圧差のほかにサッシュレス車のガラスのビビリを低減させるものだったと記憶してます。
R8にも付いてる機能なのですが最近はサッシュ付きなA3とかにも付いてたりしてます。
国産車だと新型Zにも搭載されてますね。
機能としてはあると便利ではありますけど、どちらかというと「おぉ!高級車みたい」的な自己満足の方が大きいですねw
R8に搭載されてるのもあってアバルトにも欲しくなり、実は以前からPICで作ろうかと設計してたんです。
が、元々ウインドウが開いてる場合の機能キャンセルとかを考えてるうちにお蔵入りになって「あ゛ー」とか考えてるうちに今回のキットが出たのでそれを使う事にしますw。試作とか検証とかの費用対効果を考えたら買ったほうが安いです。多分。
取り付けに関しては取説に従って配線するだけで特殊技術はいらないと思いますので割愛しますが、モーターを制御する2本の線を探さないと始まりません。
モーター線はドアの内張りを剥がして真ん中のサービスホールにあります(写真は助手席側)。
線の色は助手席側だと紫/黄がUP、紫/緑がDOWNで、運転席側は茶がUP、茶/白がDOWN
になります。
デッドニング処理しちゃったらアクセスが面倒くさいです(涙)
上記の配線をカットし、取説に従って配線して完了です。
この線は4本あり、ドアスイッチ線(作動用)も入れると5本になり、それをドアから本体に引き込むのが大変だったので今回は本体をドア側に設置することにします。
これなら常時12VとGNDの2本だけ引き込めばいいので楽です。
で、本体を接続してテストしましたが不具合発生。
ドア開閉での動作は完璧なのですが、なんと運転席のオートクローズ/オープンが動きません。
約10cmくらい動いたところでストップ。ボタン押しっぱでも同様の症状。
全開(全閉)するには何度もボタンを押さないとダメという始末。
Webで調べたら他にも「オートが効かなくなった」という意見もありちょっと困りました。
そんな訳でメーカーさんに問い合わせをしてみたところ、「車両側の問題なので対応が難しいです」とのつれない返事。ガーン。
まぁメーカーとしても車両の仕様まではサポート外でしょうから当然というば当然ですかね…
仕方ないのでキットの基板と回路を見ながらパワーウインドの構造を考えて配線方法を変えてみました。
※以下メーカー保証外の作業なので真似する人は自己責任で。車が壊れても責任取れません。
これが改良した結線。
キット標準だとパワーウインドモーターの出口をボディアースに直接落とす構造になっているのでこれが原因と睨んで見ました。
最近のパワーウインドはモーターの回転(通電時間)をカウントして制御してるものがあるので、直接GNDに落とすとモーターの戻り線に電気が流れず、ウィンドウ停止という診断をして数秒で電力供給をカットしてしまうみたいです。
これが10cm程度の動きで止まる要因かもしれないです(あくまで個人的見解ですが)。
試しにノーマル状態でモーターコネクタを外してボタンを押すと同じようにすぐ電力がカットされてます。
そんな訳で、指示ではGNDに落とす線をモーターの戻り側に結線し、元々の電気の流れに戻します。
モーターは正転/逆転で+と-が入れ変わる構造なので逆流防止ダイオードをかませます。
ウィンドウモーターは標準で3~4A流れるので5A耐圧のものを入れました(じゃないと燃えますw)。
シンプルな構造ゆえ理論的にはこれで誤作動は起きない筈。
というかDIY応援メーカーなのだから本当はこういうような返答を期待したんですがねメーカーさん…
配線はすでにしちゃって弄るのが面倒だったので、キット本体に加工をして完成、取り付けてみました。
おぉ!大成功。
オート機能がちゃんと働くようになりました。
本体は写真のようにドア内張りが干渉しない位置を探し、そこに固定。
本体は結構小さいので中がスカスカなアバルトの内張りなら楽勝で収まります。
アルミテープの手持ちがなかったのでスポンジ両面テープとガムテープで留めてますw
ドアスイッチの配線は図の白丸内のうち白線に結線しますが取説内にあるダイオードは入れなくても大丈夫みたいです。
そして完了。
ドアを開けるとこのようにちょっとウィンドウが下がります。おぉ!高級車みたいw。結構感動。
ちなみにこのキットは各ドア毎設置なので左右の場合2セット必要になります。
ですので助手席側はオートウィンドウキットを付けました。
配線、機能は一緒ですがボタンのダブルクリックで全開/全閉が行える機能が付加されてます。
ドアを閉めるとこのようにウィンドウが閉まります。
バンッ!→ウィン みたいな感じ。
これの優秀な所はウィンドウのアップ量を学習させて、予めウィンドウが開いてる場合には動作しないようになる所です。
開いてるのに動いたら格好悪いよねw
自作化で悩んでた部分が解決されてます。スバラシイ。
という事で今回はキット取り付けの紹介になりましたがどうでしたか?
本当はピラーレスの車とかオープンカーとかオープンカーとか(大事だから2回言ったw)につけた方がスマートでもっと格好いいんですが、このテの車につけても中々いいですよ。
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