[自作] 特撮の痛車を作りたい!その3・マグネットシート完成&オフ会デビュー編
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
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その2・印刷&配置トライ編(→
https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/1195387/5439045/note.aspx )からの続きです。
マグネットシートは「ぴたえもん・マグネット用紙(強力タイプ、吸着力=7.80g/cm2、A4サイズ5入り)」を選択しました。実売価格は約800円。これはインクジェットプリンターで直接、シートの表面に印刷できるお手軽タイプです。
マグネットシートの中には、専用の印刷用紙にプリントしたものをマグネットシートに貼り付けて、さらに仕上げ用の保護フィルムシートを最上面に貼り付ける3層構造のものがあります。
しかし今回はA4サイズを3~4枚、突き合わせて一人分のキャラクターとしているため、3層ともズレを防止するには手間がかかり過ぎると判断して利用しませんでした(→マグネットシートに直接印刷できるタイプを選択)。
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A4普通紙に試し印刷した結果を反映させて、本番のマグネットシート(ぴたえもん強力タイプ)に印刷しました。
エプソンプリンターの場合、印刷設定は用紙=スーパーファイン、モード=きれい、とします。
左の画像は、仮面ライダーV3 with 1号&2号 の印刷済みマグネットシートを輪郭に沿ってハサミで切断(またはカッターナイフで切り抜き)している作業中のものです。
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左の画像は、ハカイダーを輪郭に沿ってカットしている様子です。
キャラクターの画像ギリギリにはカットせず、輪郭から5mmほどの縁(フチ)を残してカットしています。
これは、自動車の外板パネルに貼り付けたときに、特撮キャラクターの色と車体色が溶け込んだりする(同化する)ことを避け、視覚的に独立して見える効果を狙うためです。
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こちらはイナズマンのカット風景。
外形はハサミで、内形はカッターナイフでカットしています。
なお、マグネットシートを複数枚、突き合わせて一人のキャラクターを構成している都合上、シートとシートの突き合わせ部分で「キャラクターライン」がズレないように配慮します。
具体的には、A4シート4枚で構成している場合、シートの右半分と左半分、上半分と下半分で違和感なく連続するように微修正を入れながらカットします。
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マグネットシートの裏側には、主要な突き合わせの境界部分にセロハンテープを貼って固定してあります。そうすることで、クルマのボディに貼る際の、おのおののシートを位置調整する工数を低減させています。
こうして、トライ&エラーの上で完成した自作の特撮キャラのマグネットシートを、実際のクルマのボディ側面に試し貼りしてみます。
ここでの試し貼りとは、ボディサイドに貼るキャラクター集合体の組み合わせと、前後方向の順序、その間隔などを原寸大で確認するという意味です。
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上記画像を、車両に寄って撮影した図です。
ここでは、フロントからリヤ方向に順にイナズマン(助手席ドア)、バロム1&ハカイダー(後席左ドア)を貼っています。それぞれのキャラクターは、A4サイズのシートを4枚で構成しているため、そこそこの大きさとなっています。
次にボディの右側に貼った特撮キャラクター群を確認してみます。
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こちらは、運転席ドアに仮面ライダー3人衆、後席右ドアにキカイダー01&マリ(ビジンダー人間態)、キカイダー&サイドマシンを配してみた例です。
あくまで私的なイメージですが、バランス的に改善が必要と判断。その対応策として、仮面ライダー3人衆をボディ左側に移設。代わりに、ボディ左側に仮置きしていたハカイダーを置換します。
もともと特撮連続ドラマの中では、キカイダーも01(ゼロワン)もハカイダーも同じ作品中の登場人物ですから、その世界観も共通。「同士」というくくりでエクシーガの右側ボディに固めることにします。また、サイズ的なバランスも左右で取れることになります(キカイダーと01は、上下方向の大きさがイナズマンなどに較べて小さめのため)。
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このようにしてDIYでの検討・検証を重ねた上で、全国のエクシーガが約100台集まるという、箱根ターンパイクでの2019年・全国オフミでひっそりと披露することにしました。
キカイダーや仮面ライダーV3などという、ある程度の年齢層以上の参加者でなければ分からない、という特撮キャラクターではありますが、私本人が楽しめることが第一義ですので、それで良いのです。その上で、分かる人には分かる(見た人がクスッと笑ってくれる)ようであれば、作った甲斐が倍増するというものです。
振り返ると、
・痛車の流行り出し:特撮系が無いことに疑問
・2017年06月30日:画像素材の検討
・2017年07月01日:画像素材の加工
・2017年07月02日:A4普通紙にお試し印刷
・2019年07月23日:マグネットシート作成
・2019年07月27日:エクシーガに試し貼り
・2019年08月03日:エクシーガ全国オフミで披露
という具合で、構想から2年以上越しでついに自己満足企画を実現できました。左の画像は、2019年のエクシーガ箱根オフラインミーティング10周年記念大会に参加させていただいた際に、クルマの前で長男と写した記念ショットです。
このへんの詳細については別途、参加報告ブログがありますのでそちらをご覧ください。→
https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/blog/43132922/
いつかは特撮ヒーローで車体全体をもっと埋め尽くすか、あるいは「週間少年ジャンプ系のキャラクター大集合(JOJOとか)」、はたまた「巨大ロボットアニメ大集合(ボルテスVとかライディーンとか)」なんかにもチャレンジしてみたいと思う今日この頃です。
以上、極めて私的な夢の実現ヒストリーでした。ここまでご覧いただいた方々にも感謝いたします。
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