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調布市のKAZの"CBR250Four SE" [ホンダ CBR250 FOUR (フォア)]

整備手帳

作業日:2024年12月27日

[CBR250Four] その後・燃料タンク漏れの再処置(進捗報告@2024年12月時点)

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 ショップ作業
難易度

初級

作業時間 12時間以内
1
既報の整備手帳: 「燃料タンク漏れの再処置について(浸透探傷検査デモと方針決め)」(→ https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28623/7983556/note.aspx )からの続きです。

12月24日(火)、修理ショップから電話連絡がありました。内容は「燃料タンクの穴あき処置=板金はんだの進捗について」でした。

曰く「…穴あきは埋まったが、クラックは埋まらない。」要するに、苦戦しているとのこと。
2
そこで12月27日(金)、現物確認(修理状況の共有)をするため、修理ショップに出向きました。

画像は、修理ショップにて燃料タンクの穴あきを、板金はんだで途中まで処置した状態です。まずは現状についてお話を伺います。
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これまでのおさらいと現状は次の通り。

燃料タンクの内部を、外注さんにて「さび止め処置」→「コーティング処理」した際に、板厚が(サビが落ちたことで)減肉した部分に穴あきが生じてしまった。

当方が浸透探傷剤を貸与するとともに、板金はんだでの修理を依頼した。実際に処置してみたが、穴(A部)は確かに埋まったものの、クラック(B部)は「埋めた部分の先からまた漏れる」の繰り返しになってしまった。
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B部(クラック部)の全体像。
当初、電話越しに伺っていた言葉から当方が想像したのは、クラックに沿って「表面にはんだを覆った状態」でした。

しかし実際には「はんだを盛り盛り」に流し固めた状態になっていました。良い悪いではなく、そこまではんだを盛らないと、漏れが止まらないほどのクラックだったようです。
(※下地処理でやすりがけすると、それによって板厚がさらに減ってしまう…というジレンマあり。)
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A部のうち、フロント側の拡大画像。

正直に言うと、現物を見てかなり驚いてしまいました。これはまるで、アルミのアルゴン溶接のような出来映えです…。

(ここまでくると、逆に母材への溶け込み具合はどうなのか?とも思いますが、下地作り・脱脂・フラックス・印加電流(W数)・その他の処置は適切であるようです。)
6
A部のうち、リヤ側の拡大画像。

はんだで処理したあと、タンクの漏れ有無を点検すると、はんだの先端部から僅かに漏れが再発し、その繰り返しになってしまうとのこと。
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こちらはA部(クラックではなく穴あきだった部位)。
はんだ処置で漏れは収まったとのこと。
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A部の拡大画像。
盛りが厚めではありますが、これで漏れは解消しているとの説明でした。

当方はここまでの状況説明を受けて、現状を共有。今後の手段としては、修理ショップさん独自のネットワークを駆使して、神奈川県にある別の専門業者さん(一般修理はしていない)にタンクを発送して徹底修理していただく、との提案を受けました。

その職人さんには「(途中まで作業した)仕掛かりワークになるが、それでも何とか受け入れは可能」との言葉をいただいたとのこと。
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そこで当方からは、

・現状、タンクの内側(見えない部分)を
 はんだ埋めいただいているが、タンクの
 外側(画像の赤丸部分)も同じように
 もろい可能性がある。

・そのため、もしも外側も修理が必要だと
 職人さんが判断された場合は「外観より
 も機能保全を優先してください」と伝達
 をお願いしました。
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昔と違って、今は燃料タンクの修理職人はほとんどが(高齢を理由に)廃業してしまっており、今回は付き合いのある部品商のツテをたどって、何とか修理を引き受けていただける職人さんに取り次ぎできた。…とのこと。

燃料タンクは翌日(12月28日(土))に、職人さん宛てに発送していただくことになりました。やるからには、これまでの処置がムダにならないよう、徹底して修理していただくとのこと。ありがたや…。

なお、預けっぱなしとなっている車両(CBR250Four)については、ときどきエンジンをかけるようにしているそうで、私の訪問時にもデモいただくことになりました。
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キャブに燃料を流し、セルですぐにエンジン始動。その後、ブリッピングして軽く吹け上がることのデモをしていただきました。

2024年07月にエンジン不調に陥り、翌08月に修理ショップに入庫。そこから現在までに約4ヶ月が経過。今回の件で、年内納車は叶わず、年越しとなることが決定。

少し前に「探偵ナイトスクープ」というTV番組で、車検整備に出したロードスターが7年経っても戻ってこない…という放送回がありました。
みん友さんの中にも、ECUのセッティングを依頼して約2年が経とうとしている方がいらっしゃるので、当方の(現在までの)修理待ち4ヶ月程度は、まだまだ短い方かもしれません。

次に安心してCBRに乗れるのは、2025年の春頃になるかも…ですが、気長に待つことにします。

まだまだ続く(To Be Continued)。
 ↓
2025-02-05(Wed.):更新
「[CBR250Four] 燃料タンクのコーキング(漏れ完治)&新たな課題(@2025年02月時点)」→ https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28623/8106209/note.aspx をアップしました。

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調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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