[モンキーR改] 路上復帰への道15_花咲かG でサビ取りの巻(その3・効果確認)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
2
ところがここで、プチトラブル発生。つい先ほどまで使っていたシリンジの先端に挿してあったシリコンチューブが、いつの間にか消えていました。
良く見ると、燃料タンクの中に落ちているではありませんか…。モンキーR の燃料タンクの底面は、幸いにもそれほど深くはないので、割り箸で救い出すことができました(次回からは、シリコンチューブの外れに要注意)。
3
さて、気を取り直して燃料タンク下部のニップルに被せていたゴムキャップを取り外し、タンク内に残っていた処理液を排出し、メッシュネットで濾過します。
排出する際にはタンクを多少なりとも揺することによって、処理液とともにサビ粉もいっしょにドレンされます。
4
メッシュネットに捕捉されたサビ粉です。花咲かG によって、タンク内壁面から遊離されたサビになります。
これにより、処理液はメッシュを通過してサビ粉はちゃんとキャッチされていることが分かります(詳細は次の画像へ)。
5
捕捉したサビ片やサビ粉の拡大画像。
メッシュネットは台所用品の三角コーナー用で代用したのですが、十分にその役割を果たしてくれています。
6
燃料タンク内の処理液(履歴: 浸け置き3日間半)の濾過と回収が済んだ後、タンク内を水道水で洗い流します。
画像は、水道ホース先端のノズルを「ジェット」の位置にして、水洗しているところです(ただし、水流にケルヒャーやリョービの高圧洗浄機ほどの圧力はありません)。
7
水洗いの際、タンクキャプでフタをして、燃料タンクを両手に抱えて思いっきりシェイク、シェイク(上下左右前後に揺すります)!
下抜きでドレンします(次の画像へ)。
8
水道水でシェイクすることにより、タンク内に残っていたサビ片もいっしょにドレンします。
この操作を2~3回、繰り返しました。サビ片の排出はほとんど無くなった段階で、いよいよ内視鏡でタンク内の状態を観察します。
9
10
ここからの画像は内視鏡による撮影画像です。
まず、内視鏡のプローブを燃料タンクの給油口から後方に向けて差し込んでいます。したがって、画像の手前に写っているのがタンク底面で、突き当たりを境にして画像上側がタンク上方になります。
タンク底面のサビは多くが取れていますが、突き当たり(底面と側壁との境目)周辺には、まだサビが残っている様子が伺えます。
次にプローブ(レンズ)を、タンクの後方沿いに上方へと視野を移していきます(次の画像へ)。
11
画像は、タンクの後方から天井方向(給油口の方にUターンする形)で撮影したものです。
側壁のサビは良く落ちていますが、天井周辺にはサビが広い範囲で残ってしまっていることが確認できました。しかも、サビが落ちている部分と残っている部分との境目が顕著です。
恐らくこの境目は「花咲かG希釈液」の喫水線で、サビが残っている部分は燃料タンク内のエア溜まりにより、希釈液に浸かっていなかったのではないか? と推定しました。
12
こちらの画像は、給油口から車両前方(Front方向)に撮影したものです。
タンクキャップの水抜きパイプより前方のエリアは、トイレブラシ(既報)が届かずブラッシングが思うように出来ていなかったことも含み置いて、花咲かG による今回の処置(浸け置き3日半)では不十分だったのでしょう。
13
タンクの前方においても、突き当たり周辺の側壁に沿って、より上方を(=天井に向かって)撮影してみると、やはりサビの有無が顕著に分かれる境界線があることを確認しました。
こうした内視鏡による事実確認結果から、
・濾過した処理液を再利用する(2回目)。
・2回目は、タンク前方のサビ取りを中心
としつつ処理液の喫水線にも注意する。
との方針を立てて、再度の浸け置きをすることにしました。
「路上復帰への道16」に続く。
↓
2025-04-15(Tue.) : 更新
[モンキーR改] 路上復帰への道16_花咲かG でサビ取りの巻(その4・再度の投入)→
https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28696/8189160/note.aspx をアップしました。
関連パーツレビュー
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
タグ
関連コンテンツ( A-AB22改 の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク