[モンキーR改] 路上復帰への道36_マフラーの取り外しを試みる→今回は断念する…の巻
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
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モンキーR の純正マフラーは、次の各部を緩めることで取り外しが可能となります(なるはずです…)。
・A部: エキパイジョイントナット
・B部: マフラージョイントボルト
・C部: サイレンサーの締結ボルト
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B部のボルトは12mmのメガネレンチですんなりと緩みましたが、C部のボルトは固着気味でした。
無理な力を印加させずに、いったん CRC5-56 をねじ部に塗布してから、ゆっくりと緩めました。
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A部(エキゾーストパイプ)のジョイントナット2個は、袋ナットです。メガネレンチで緩めます。
こちらは固着なく、また過度に緩んでいたこともなく、必要軸力を発揮していたものと考えられます。
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ところで、当方の モンキーR改 はホンダ純正オプションのリヤキャリアを装着しています。
マフラー脱着の際には、このキャリアが干渉しそうだったため、あらかじめ取り外しておくことにします。
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純正リヤキャリアはボルト4本で車体側のフレームに締結されています(一部、スペーサーも併用)。
こちらも固着無く、ボルトを緩めることができたので、リヤキャリアも問題無く取り外しできました。
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で、エキパイ(排気系の入口)をシリンダーヘッドから遠ざけたあと、マフラー全体をひねって後方に引き出そうとするのですが、なかなかうまくいきません。
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画像は、この段階で精一杯、マフラーを取り外そうとしたところです。
エンジンや車体の各部と干渉するので、これ以上はマフラーを引き出すことはできない状態です。
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マフラー脱着の際に、何か守らなければならない手順やコツでもあるのか? と思い直し、「初心に戻って」サービスマニュアルで作業手順を確認してみることにしました。
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ところが、サービスマニュアルでは特に注意すべき項目などについての記載は、まったくありませんでした。
・マフラーの脱着内容は、「エンジン
脱着の章」に記載されている。
・ジョイントナットやボルトを緩めて、
「取り外す」としか書かれていない。
え? ボルトやナットを緩めるだけでマフラーが取り外しできちゃうの??
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実車を確認する限り、純正マフラーを取り外そうとすると、車体フレームやキャブレターなどにバリバリ干渉しています。
そこでまずは、キャブレータとの干渉を避けるため、(キャブを)インマニごと取り外してズラすことにしました。
さらには、左の画像の右下に示すように、次なる干渉部品となるクラッチケーブルも、装着ポジションから一時的に取り外して干渉を避けるようにしました。
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ただし、そのような周辺部品の待避を行っても、モンキーR 純正のマフラーは取り外しができない状態に留まります。
左の画像のように、以前よりもマフラーの(取り外しのための)稼働範囲が広く取れましたが、依然としてフレームと干渉しています。
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上記(一つ前の)画像を、上から見下ろすアングルで撮影したショットです。
サイレンサー部分は車体から離れる距離が増えましたが、根本的に排気系入口(エキパイ)部分などがつっかえています。
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エキパイ部分は、U字型のターン形状となっているため、シリンダヘッドと干渉します。
その状態で、車体のフレーム(ツインチューブを中央で連結している左右方向の部材)とガチ当たりしています。
# 画像中の赤い放射状の線で示す
# 部分が、ガッツリ干渉します。
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当方の モンキーR改(武川88ccエンジン搭載車)においては、純正マフラーを降ろす(物理的に可能とする)ためには、エンジンを降ろす必要があると判断しました。
エンジンを降ろすためには、エンジンハンガーを取り外す…などの手番が必要になります(画像に写っている部品など)。
とすると、当初の予想よりも、準備のための作業工数が増えてしまいます。
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