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調布市のKAZの"モンキーR改(2種登録)" [ホンダ モンキーR]

整備手帳

作業日:2025年4月11日

[モンキーR改] 路上復帰への道17_破損したウィンカーステーを補修するの巻(前編)

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 3時間以内
1
路上復帰への道16_花咲かG でサビ取りの巻(その4・再度の投入)→ https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28696/8189160/note.aspx からの続きです。

燃料タンクのサビ取り(花咲かG・タンククリーナーの2回目の漬け置き)には数日間を要することから、その間、破損していたフロントRH(右前)の樹脂ウィンカーステーの補修を行います。
2
約20年間の眠りから覚めようとしているモンキーR改。保管用の2重のシートカバーをめくったところです。

# 一つ一つ、問題を克服して
# 何とか路上復帰させたい。
3
部品構成を参照するため、まずはフロントLH(左前)の純正ウィンカーを確認します。

こちらは約20年前に乗らなくなるまでは、正常に作動していました。また、樹脂ステーなどにも破損はありませんでした。
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こちらは今回の補修対象となる、フロントRH(右前)のウィンカーの様子。

当方のかすかな記憶によると、約20年前にウィンカーの球切れが発生。レンズ内側の電球を交換しようとしたところ、経年によるものか、あるいは力加減を入れ過ぎたためか、純正の樹脂ステーが破断してしまった…のでしょう。

その際に、ステーから破断したレンズ部分(のみ)を室内に取り置き保管しておいた…という経緯があったと思います。
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今回、路上復帰に向けて、保安基準として定められている灯火類のメンテを行います。

まずはモンキーR改 の車体から、残っているウィンカーの筐体部分を分離させます。筐体を分離させるためには、画像に示す矢印の方向(車体内側から外側の向き)に固定されているねじを緩める必要があります。

ただし、その固定ねじの位置や組付け方向などの制約により、通常のプラスドライバーではヘッドライトステーと干渉するため、緩めることができません。
6
そこで取り出したのが、L字型のハンディドライバーです。

持ち手に対して、プラス側もマイナス側もショートスパンのL字型になっており、狭い箇所でもねじを緩めることが可能です。
7
余談になりますが、このハンディドライバーは、例えばBPレガシィのマッキントッシュ・センタースピーカーの脱着や、VNレヴォーグのダッシュボード左右のツイーターを脱着する際などに使用していました。

◎ご参考: 具体的な使用例(レヴォーグの整備手帳)
KENWOOD フロントスピーカーセットKFCXS174SFF の装着・前編(ツィーターの取付け)→ https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/3465748/7527825/note.aspx
8
さて、そのL字型のハンディドライバーを用意して、さっそくモンキーR のウィンカーの固定ねじを緩めようとしたところ…。

何と!
L字型のショートスパン部分の長さよりも、モンキーR の純正クリアランスの方が狭いではないですか!(工具長さ>作業スキマ)
ねじを緩めるどころか、工具がスキマに入りません。整備性が悪いというべきか、あるいはイタズラ防止のために、あえてこのような寸法で設計されているのか…?
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急がば回れ。仕方がないので、干渉するヘッドライトステーの方を先に車体から取り外すことにしました。

モンキーR の純正ヘッドライトステーは、8mmサイズのボルトで左右にそれぞれ2本ずつ、合計4本で車体側に締結されています。これを緩めれば、ヘッドライトともども下方に逃がすことができる(垂れ下がる)のでOKです。
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ヘッドライトステーを車体から取り外すことにより、L字型のハンディドライバーを締結ねじに差し込むだけの作業スペースを確保できました。ねじを緩めていきます。

# ねじが固着していなくて良かった…。
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残っていたウィンカーの筐体(と樹脂ステーの破片)を、無事に車体側から分離できました。

# ねじはM5などのボルトではなく
# タッピングスクリューでした。
12
ウィンカーの筐体を車体から丸ごと取り外すためには、筐体に接続しているハーネスも含めて、車体から分離させる必要があります。
画像は、ハーネスをJ字型のフックから外したところです。

# このJ字型のフックが、何気にフロントフォーク
# と接触しており、ハーネスを外すのに手間が
# かかってしまいました。
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ウィンカーハーネスを、それを保持していたJ字型のフックから取り外したあと、さらにその上流側にあるコネクタで分離しようと考えました。

ハーネスのコネクタは他のコネクタとともに、ヘッドライトの筐体の中でまとまっています。そのため、次の工程は「ヘッドライトを筐体から外す」になります。
14
モンキーR の純正ヘッドライトは、その筐体の下部でねじ止めされています(画像をご参照)。

そのタッピングねじをドライバーで緩めます。
15
ヘッドライトは向かって右上に突起があり、その突起を筐体の爪に引っ掛けて脱落防止としたうえで、上記のタッピングねじで固定(1点止め)されるシンプルな構造です。

画像は、無事にヘッドライトユニットを筐体から取り外したところです。筐体の中にはハーネス類がまとまって収納されている状態が確認できます。

「路上復帰への道18」に続く。
 ↓
2025-04-17 : 更新
[モンキーR改] 路上復帰への道18_破損したウィンカーステーを補修するの巻(中編)→ https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28696/8190841/note.aspx をアップしました。

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