APEXi ブースト計&油圧計の設置(前編)
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YA5A型エクシーガGTに APEXi のブースト計とEG油圧計を装着したので、作業風景を紹介する。
これらの追加メーターは、旧・BG5Bレガシィで使用していたものの使い回しである。現・ファーストカーのBP5Dレガシィ(GTspecB)にはdefi BFシリーズのメーター類(ブースト、EG油温、EG油圧)を装着しており、APEXiのメーターは使われずに取り置きしてあったため、有効活用すべく家族用セカンドカーのエクシーガに装着した次第である。
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今回はBP5D型レガシィと同様、EG油圧はオルタネーター下(エンジン型式の表示部分近傍)の油圧回路(メインギャラリ)から分岐させている。
ここは純正のオイルプレッシャースイッチのある部分である。余談だが、エクシーガには、BP5Dレガシィには付いていなかった防水ゴムキャップ(左画像参照)がプレッシャーSW端子に付いており、細かな点での改良に感心した。
なお作業効率アップのため、オルタネーターは片側支持のまま浮かせるのではなく、(ハーネスは付けたまま)ブラケットから完全に脱着して作業した。
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純正のオイルプレッシャーSWを取り外すところ。
上記手順3の画像からも分かる通り、オイルプレッシャーSWの6面幅は角が丸まっているため、ヘタにスパナなどで回そうとするとなめてしまうので要注意。
(当方は取り外しの際はディープタイプのソケット(貫通型のボックス)を使用した。)
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取り外した純正のオイルプレッシャーSW。
どうやらネジロックの類が塗布されていたようである。
三つ叉(三方管、通称:チーズ)に接続し直すため、ネジ部をよく洗浄した上でシールテープを巻く。その際、巻く方向に注意。オイルプレッシャーSWを正立させて(ネジ部を下側にして)上から見たときに、シールテープを半時計回りに巻く。そうしないと、SWを時計回りにねじ込んでいく際にシールテープが剥がれる方向になってしまうため。
分割画像3~4はAPEXi用の油圧センサーで、数年前に予備用として新品をYahoo!オークションで落札しておいたものである。メーカーは「NAGANA SEIKI Co.,LTD」などと表示されている。
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三つ叉(三方管)にもシールテープを巻き、エンジンブロックの油圧回路(メインギャラリー、純正オイルプレッシャーSWのあったところ)にねじ込んでいく。ネジは1/8PTなので締めすぎに注意。
当方は、左の分割画像1に示す位置でちょうど良いねじ込み具合となった(BP5Dレガシィでも同様)。その後、油圧センサー(分割画像2)とオイルプレッシャーSWを取り付けて、防水ゴムキャップをかぶせる(分割画像3~4)。
センサーは車輌前方に、オイルプレッシャーSWは車輌後方に位置する(引回す)ことになる。
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エンジンブロックの油圧回路(メインギャラリー)から、三つ叉を介してAPEXiの油圧センサーと純正オイルプレッシャーSWを共着(分岐設置)したところ。
センサーの配線は、付属のハーネスをカプラーに接続後、車輌後方(樹脂インマニの下側)へと引き回している。
その後は、樹脂インマニのニップルから伸びている適当なブーストホースから、ブーストメーター用の配管を分岐する(今回のAPEXiブースト計は機械式のため)。
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オルタネーターを元に戻した状態(上から見たところ)。
分岐した油圧センサー類とのクリアランスは十分確保されている。
ただし、三つ叉(1/8PT)のネジ込み加減によっては、油圧センサーがオルタネーターのアルミテンショナーブラケット(上記手順6の画像参照)と干渉してしまう恐れがある。
そのような場合(≒非常時)は、奥の手として前述のシールテープの巻き数を増やすことによって、三つ叉自体のねじ込み回転数(1/8PTネジのかみ合い長さ)を微調整することによって回避可能であると思う。
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