「その走りはないだろう？」と思った話　その2

前回の続きです。

成田市の市街地を抜けて、畑の中を走る県道を走っていて時のこと。

この道は片側一車線の道路で、センターラインはオレンジのはみ出し禁止の道路でした。

私はバイクで車線の左側（車の左側のタイヤが走行する辺り）を走っていましたが、後ろを走っていた車（赤いヴィッツ）がセンターラインを跨るように走り、私を追い抜こうとしてきました。

私の前を誰も走ってないようでしたらこんな奴は相手もせずにこのまま抜かせるんですが、この時はすぐ前を車が走っていて、私を抜いてもすぐに前の車に引っかかるのがわかったので、違反をしてまで私を抜かす理由もわからず、ちょっとだけ“ムカッ”としたので速度を上げて抜かせないようにしてやりました。

その後は無理に抜かそうとして接触されても困るので、抜きづらいように車線の右側を走るようにしていました。

しばらくはそのまま私の後ろを走っていたんですが、見通しのいい直線に来ると今度は反対車線に完全に車体をはみだして私を抜きにかかりました（センターラインはもちろんオレンジです）。

これにはかなり“ムカッ”としたので、速度を上げてわざと並走するようにしてこちらの車線に入って来れないようにしてやりました。結局追い抜くことはできず、この車はまた私の後ろを走ることになりました。

その後、この車が赤信号に引っかかってミラーにも映らなくなりましたが、いくら急いでいたとしても「その走りはないだろう？」と思いました。

この日はこんなことがまだまだ続きました。

つづく