2010年01月25日
2010年、一発目からこんなブログです。
皆様、明けまして(ry
大晦日に風邪を引いて以来、ずーっと患っております(-公-;)
さて、この1月皆さんへのご挨拶が遅れたのですが、何があったのかと言うと・・・
1月17日、オヤジが緊急入院しまして(滝汗)、25日に無事退院しました。
1月17日の朝6時50分頃、母親がワタシを起こしにきました。
「お父さんの様子がおかしい・・・」
慌ててオヤジの寝室に行くと、イビキをかいて寝てる(汗)
でも、イビキが少しおかしい・・・喉の奥に何か引っかかってるような、変なイビキだ。
オヤジを呼び、頬を叩くが起きない(汗汗)
そもそも神経質なオヤジが、部屋の電気をつけてオレとオカンが騒いでるのに起きない時点で問題だ。
そのうち、目を開けた・・・が、焦点が合ってないし、目を開けてるのにイビキは止まらず、それどころか喋らない(滝汗)
意識ないじゃん!変なイビキの原因って、舌が喉に落ち込んでるからじゃないか??
焦ったワタシは無理矢理オヤジの状態を起こしたけど、やっぱりイビキは止まらず、喋りだそうとしない(爆汗)
(本来はアゴを上げたり、顔を横に向けたりするのが正しい処置と思われますが、とてもそんな冷静な対応はできませんでした・・・)
こりゃヤバい!手に負えない!!ってことで、朝7:00頃に救急車を呼びました。
『救急車って何番だっけ・・・』
普段冷静な母親もパニック状態。代わりにワタシが119番に電話をし、救急車を依頼。現在の症状、オヤジの病歴、かかりつけの病院などを報告。
すぐに折り返しでこちらへ向かっている救急隊員から連絡。前述の詳細などのヒアリングがあり。
そうこうしているうちに、
救急隊員:『もう間もなく到着しますので、表に出て救急車に合図して下さい!』
言われてみれば、通話開始時には受話器の向こうからしか聞こえなかった救急車の音が、実際に聞こえてきた。ちょ、オレまだパジャマ姿(汗)
慌てて適当に、でも暖かい格好に着替え、表に飛び出し救急車に合図。
閑静な(=田舎の)住宅地なので、住宅街に入った途端にサイレンは切り、パトライトだけ回している救急車が、自宅のすぐ近くで待機していた。結局、5分チョイで到着したイメージです。
合図をするこちらに気づいた救急車が急接近。ちょ、轢かれる(滝汗)
担架とAEDを持った救急隊員4名が自宅内に突入。大騒ぎになっているのに、目は見開いているものの、未だ意識が戻らず、喋らない・自ら動かないオヤジ・・・
当然、緊急搬送が即決定。
救急隊員『毛布を1枚下さい!』
寝ていた布団に掛けていたシーツごと担架に乗せられたオヤジは、ワタシが救急隊員に手渡した毛布にくるまれて、そのまま運び出されることに
途中、救急車に乗る直前に突然嘔吐するオヤジ。
母親とワタシを含め、救急車に乗り、さあ出発と思いきや・・・あ、ここで血圧や脈拍を測ったり、触診・問診をするんですね(汗)
『触ってる足を動かして下さい!』
と呼びかける隊員さんに対し、声は出ないものの足が動いたのが見え、初めてこちらの呼びかけに具体的に応じたのを見て一安心。しかし、とても油断が許されるような状態とは思えない。
一方で、別の救急隊員が携帯片手に掛かり付け病院の有無を聞いてきたので、通常オヤジが脳外科に通っているS病院の名前と、通院・入院歴を伝える。
電話する隊員さん。しかし・・・
『S病院ですが、集中治療室が満室で受け入れできないそうです。』
何ですと!!??(爆汗)
救急隊員:『T病院と、C病院のどちらかに連絡しようかと思うのですが、どちらが良いですか?』
ワタシ:「C病院なら別の病気で通院・入院歴があるので、そちらにお願いします!!」
分かりました、と告げ、再び病院に連絡する隊員さん。発進できない救急車。ほんの数分だが、もの凄く長い時間のように思える。早く受け入れてくれ・・・
救急隊員:『C病院からOKが出ました!C病院へ向かいます!』
ワタシ:「お願いします!」
発進する救急車。
しばらくすると、また父親が嘔吐。おいおい、大丈夫か?
そして、病院は無情にも受け入れ拒否したS病院の前を通過・・・決してS病院が悪いわけではないけど、やるせない思い・・・心の中で「ナメとんのかボケェ!!」と絶叫。
モーゼの十戒走法で、あっという間にC病院に到着。大体7:30くらいだったかと・・・
担架に乗ったまま急患診察室に通されるオヤジ。
診察室の外にある、背もたれのない長いベンチに座らされる母親とワタシ。そう、ドラマで見るアレですw
矢継ぎ早にアンケートを依頼され、記入するワタシ。ちょっと手が震えている。
その後、CTスキャンにかけることに。でもその先でも嘔吐の声が・・・
さらにMRI検査も実施。そこからも嘔吐の声が・・・
結局10:30頃に検査が終わり、診察室に通されました。
医者曰く『いわゆる脳梗塞の再発と明言はできないが、小規模な梗塞が発生している可能性がある。すぐに入院し、様子を見ましょう。』
とのことでした。
病室へ移動してから、ようやくオヤジと会話ができました。
『オレ、どうなったの・・・?』
・・・ホントに記憶にないんやね、でも少し安心。
救急車内で嘔吐したり、誰かが呼びかけていたり等、断片的な記憶はあるものの、ハッキリと思いだせるのはMRI検査中だったとか。気づいたらMRIの中って、怖いやろうな・・・(汗)
入院後すぐに血栓を溶かす点滴を24時間体制で投与され、その後も再度MRI検査、脳波検査、脳血管造影検査などを行い問題ないことが確認されると、ようやく24日には点滴が外され、25日にはS病院へ渡す手紙や診療データと共に、無事退院できました。
退院前の先生の話によると、分かりやすく言うと”高血圧に起因するかなり小規模な脳梗塞のようなもの”だそうです。
結局のところ、カルテには『意識障害』と書かれるのだそうです。
幸いにも後遺症などは特に見られず、以前と同じ生活ができるようになりました。
しかしまあ、急患が出て救急車で病院に叩きこむと、時間経過や症状など、同じことを何回も言ったり書いたりしないといけないんですね。
今回ちょっと思い出してみると、
・119番通報時 1回
・救急車からの折り返し電話 1回
・救急隊員が自宅内で問診 2~3回
・救急車内での問診 1~2回
・病院到着後のアンケートへの記入 1回
・当直医師からの問診 1回
・入院決定後、担当看護師からの問診 1回
・入院書類への記入 2回(病院提出用とナースステーション提出用1枚ずつ)
・兄弟への連絡 1回
・オヤジからの問い合わせ(一体何が起きたの?という質問) 多数(10回くらい)
・このブログ 1回(笑)
まだ周辺がバタバタしているので、しばらくブログは放置となりそうです。すみません。
この件含め、書きたいネタは色々あるんですけどね・・・
あ、就職は決まってません(爆)。のんびりやってます。
最後になりましたが、救急隊員の皆様、快く受け入れていただいたC病院の先生・看護師さん、また、救急車に道を譲っていただいた一般車の皆様、など、今回の騒動にかかわった皆様、本当にありがとうございました。
違法駐車など救急車の交通を妨げるようなことは絶対にやめましょう。
また、急いでいるからと言って救急車に追走するなどもっての外ですよ!
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Posted at
2010/01/30 17:31:19
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