【Part10】 VSAユニットと補機バッテリーの交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
2度にわたり《VSAシステム点検》《アンチロックブレーキ点検》《ヒルスタートアシストシステム点検》の3つのウォーニングが点灯したため。
《VSAユニット》と《補機バッテリー》を交換しました。
《IMA ECUプログラム》と《VSA ECUプログラム》のアップデートを1回目入庫時に実施していたこととの相乗効果もあって。 2回目の修理後約4100km走行してのインプレは。「再び(三たび)生き返ったよう」とでも思えるほどで、バランスよく進化したようです。
『維持り』の出費は大きかったものの、やってよかったと実感しています。
2
【警告灯の点灯 その時期】
1回目 8月10日 ODO.167,138km時点 5kmの短距離走行したあと エンジン始動直後に点灯 6km走行後、再始動してすぐに3つとも消灯
2回目 10月8日 ODO.170,503km時点 145kmの高速走行したあと エンジン始動直後に点灯 50m走行し、5分後再始動するも消えず。再始動して158km高速走行後、もう一度始動したらすぐに3つとも消灯
2回ともHONDAディーラー(=愛車の主治医)に入庫しました。2回のエラーメッセージの警告ナンバーも同じ《エラーコード:52-01》だったそうです。1回目でのエラーメッセージの抽出は結構手間取ったように伺いました。
3
【1回目の点検・修理・対策】~ODO.167,159km~
12ヶ月法定点検も同時に行いました。その際にリヤブレーキパッド(残量:3.8mm)、その他過走行によるブレーキ関連の交換推奨部品もあったものの、エラーメッセージの直接的な要因ではないとのこと故、6ヶ月点検目安で交換することとし交換は先送りしました。
VSAユニット周りのターミナルの接触確認をしてもらい、《VSA ECUプログラム》のアップデートをしてもらいました。 【技術料¥1944~特別保証期間が過ぎているため~】
テスト走行(約10km)時にその後のエラーが出なかった為、しばらく様子をみることになりました。
4
合わせて《IMAバッテリーECU》のアップデートを実施してもらいました。【技術料\1944】
以前の整備手帳にも書いているとおり、IMA(動力用)バッテリーの残量の減りが早く、そのために”補充電のための燃料消費の機会”が増えていました。オーナーとしては、「そろそろ交換時期かもしれないので、その目安が知りたい」と伝えたところ。「IMAバッテリーECUのアップデートはコンピューター上履歴がないので・・・」とのことでしたが。
《納車後1ヶ月点検~購入店にて実施~》のときにIMAのECUのアップデートをしてもらった(このときは無料)ことがあり、その結果飛躍的に走りも燃費も改善した経験があったことを伝えました。そのためもう一度綿密に調べてもらったものの「履歴がない」とのこと故、アップデート実施となりました。
【参考】3年前の整備手帳 納車後1ヶ月点検とECUアップデート
http://minkara.carview.co.jp/userid/1350367/car/1360920/2359292/note.aspx 5
「もしかしてあの時のように大化けしてくれるかも」と期待したものの。
IMAバッテリー残量の減り方も改善された感はなく、むしろ市街地走行での燃費は低下する傾向になっていました。
「そろそろ寿命なのかなぁ」と思いながら、再度ウォーニングが出ないことを祈っていましたが。再度点灯したため再入庫となりました。
6
【2回目の点検・修理・対策】~ODO:170,884km~
待望の170,000kmに到達し嬉々としてロングツーリング(京都⇔横浜)していた帰路の途上にてウォーニングが再点灯。京都に戻ってから直ちに愛車の主治医に連絡。以前のブログにも書いたとおり《VSAユニット交換》を覚悟の入庫でした。
「減っているリヤブレーキパッドやブレーキ関連の交換推奨部品を替えたら治るんじゃぁないですか?」と悪あがきをしたものの、前回同様のエラー内容だということで陥落。特別保証が既に終了しているため、有償修理で 【オールインで¥147,000】でした。中古品も検討しましたが、重要保安部品なので思い切って新品に替えました。
【関連ブログ】次の目標【20万キロオーバー~地球5周分~と5年を超える保有】をめざして
http://minkara.carview.co.jp/userid/1350367/blog/38675522/ 7
合わせて、12ヶ月点検時に補充電してもらった補機バッテリー(CAOS)の健康状態も以前と同様に消耗していたとの事ゆえ、こちらも取り替えることとしました。
主治医のオススメで。古河製の《ECHNO IS~エクノ・アイエス~》M42/B20Lに取り替えました。【オールインで\13,000】にしてもらいました。
さらに。「せっかくここまで出費したから。ドレスアップもいいかな」と。《LED ステップガーニッシュ》を取付けてもらいました。その頃、モデューロさんの在庫一掃(?)のセールをやっていて。【オールインで¥13,700】~定価は税抜き本体¥23,000~に惹かれて。ついでに取付けてもらいました。
「○○さん(五線譜の本名)、安全のために助手席側のフロアマットの下のタコ足配線をもうちょっと片付けた方がいいですよ」とありがたい苦言もいっしょにいただきました。
2回目の修理etcの費用は【トータルで約17万円強】。オドメーター17万キロ突破記念(?)の少し痛い出費でしたが。
8
お店の敷地から出てしばらくは、それほどの変化は感じられませんでしたが。100km位プチ・ツーリングした頃から劇的な変化が訪れました。
1)暗すぎたハロゲン・ヘッドランプは明るさを取り戻しました。雨の日の夜間の暗い道でも許容範囲になり、時として対向車にパッシングされることもしばしば。
2)ゴー&ストップを繰り返す市街地走行が激変しました。多少の上り勾配でも殆どIMA残量は減らず、わずかな下り坂でもアクセルオフで巡航できる距離が劇的に増えました。IMAバッテリーのチャージの機会が変わったように感じます。これならしばらくはIMAバッテリー交換【約15万円】は必要ないかもしれません。
3)そのため市街地燃費の向上がめざましいです。ほぼ同じスピードで走っていますが(今のところ)従来比約5%位改善(=低燃費)になっています。
4)市街地、郊外、高速道のどの場面でも。今までの踏みしろならば、およそプラス5%で走行するようになりました。
5)総じて(今のところ)感覚的には、「今まで、ブレーキを少し踏んだまま走っていたのかも」と感じさせられる位の走行フィーリングです。
燃費記録#148
http://minkara.carview.co.jp/userid/1350367/car/1360920/4107440/fuel.aspx 以降にもインプレッションを書いていますので、よかったらそちらもご覧下さい。
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