リーデンブロックのブログ一覧

久しぶりにmodelSで遠出してエクシブ蓼科に滞在。蓼科の紅葉は今が見頃でした。眩しいほどの紅葉です。

Model3のリアトランクルームはあまり大きくないのですが、収容できる折りたたみできる電動アシスト自転車を探し出して購入しました。



Bromptonというイギリスの有名な折りたたみ自転車にそっくりです。バッテリーはフレームに収まっているので一見電動には見えません。



バッテリー容量はたいしたことは無いのであまり遠距離はアシストできません。街乗り向きですね。折りたたみ、展開は非常にかんたんで慣れれば1分くらいでできそうです。



トランクへの収まり具合、後部座席は倒していません。

さすが爆売れしてるだけある。乗れば一発で惚れ込みます。

VolvoV60T8　PHEV　に2年弱乗りました。
　
主に通勤主体でしたが、内装は今まで乗った車で一番高級感がありました。若干固めの足回りでしたが静粛性も上々、乗り心地もよかったと思います。

　約8kWhのバッテリー（これは重量が100kg以上有るそうです）を積んでいて後輪はモーター駆動でした。一方ガソリンエンジンは1.5Lで前輪を駆動します。

　主に通勤（往復約5kmを1日2往復）や買い物で使っていました。バッテリーは満充電でやっと2往復くらいでしたのでバッテリー走行するには毎日充電をしないといけませんでした。

　おそらくガソリンと安全距離を取るためだと思いますが、充電プラグが左前のフェンダーにありました。充電するにはいちいち大きく回り込まないといけませんでした。

そして充電口の蓋が開けにくく、閉まりにくく、閉じ忘れの警告灯も無いので初めのころは開けっぱなしで走ってしまって通行人に指摘されたこともありました。頻繁に使う充電プラグは運転席側にガソリン給油口は反対側に配置すべきですね。

なんでこうなったか？海外Volvoサイト見てみると理由がわかりました。右ハンドル用の配置変更をさぼってるのです（笑）毎日充電を必要とするPHEVとしては非常に大きい問題です。



自宅での充電は電気代が25円/kwhくらいですので、満充電は200円ほど。つまり10円/kmですから近距離の乗り方では電費は安くなかったですね。普通のハイブリッドの方が燃費安いです。ガソリン走行主体の高速道路長距離は16km/L位でしたからこちらも普通のハイブリッドより負けてました。

なぜこうなるのでしょう、ガソリン走行時に非常に重いバッテリーを乗せてるし、バッテリー走行時にはガソリンエンジンとガソリンタンク、ガソリンを乗せているのが一因ではないかと思います。
しかもこれらは車内スペースも圧迫し、運転席周りの小物入れが少なくて閉口しました。

長距離走行では長い下り坂のある山間部でしか大きな容量を生かし切れないので大きなバッテリーはほとんど無駄になってしまうのですね。

PHEVのV60　T8ですが、電動走行時に暖房が効かないことに気が付いた。
ディーラーでみてもらったが特に異常ないらしい。

自動車の暖房は常識的には、
　①エンジンの余熱による暖房
　②電熱ヒーター
　③冷媒によるヒートポンプ
のどれかですね。

早く効くのは②≒③＞①、ガソリン車やハイブリッドカーでは①が、EVでは②か③ですね。ガソリン車は有り余る熱があるので効き始めは遅れるけど熱量は圧倒的、冬は断然有利です。

BEVでは電気しか使えないので②か③ですが、前者は後者に比べてエネルギー効率が悪くバッテリーの減りが速くなります。私のModelSは②ですが冬は足元が少々寒い。

さて私はV60T8PHEVはてっきり③だろうとずーっと思い込んでいましたがどうやら違うみたいなのでです。



ディーラーの担当営業さんもよく理解していなかったみたいで１日がかりで調べていただいたのですが、結論はこの「追加ヒーター」をONにしておかないと純電動走行中は暖房が効かない（効きにくい）らしいとのこと。

ではこの追加ヒーターって②のことじゃ？と思ってマニュアルを読むと驚いたことにこんな記載がありました。



曰く、アディショナルヒーター（追加ヒーター）は右フロントタイヤハウスにあって「煙が出ることがあるが心配ないアルヨ」、なんと！！！

エンジンルームを開けてみるとどうもこれがそれらしい。




配管の状態からどうやらガソリンを燃焼して熱を発生する装置みたですね。つまり石油ヒーターを積んでるEV(笑)。１年以上も乗ってて気が付かなかった。

スウェーデンの車だから純電気の暖房では追い付かないのでこんなシステムを乗っけてるのかもしれませんね。

普通にハイブリッドでいいんじゃないかと少しづつ思うようになってきた今日この頃です。