ごんぎつね

2021年11月7日（日）の事です。
この日のメインは「ごんぎつね」の展示説明を聞く事でした。
最近、秋にはこの展示をしていますが、学芸員さんの説明は日曜日14時のみ。
近くの大学生も参加されていたので、普段よりかなり多めでした。
学生さんが20人ぐらい、子供連れ家族が3組、個人でバラバラで30人以上かと。


今回の説明は三つをメインに。
・コメ作りの工程は88もあり、大変であること。
　お米を農家が食べることはほとんどなく、年貢（小学生レベルですが）。
　「麦をといでいた・・・」と記載しています。
・副食として川魚を取っていた。　
　登場人物の兵十は川でうなぎを取っていた。
・農家の家が再現されてましたが、
　囲炉裏の火の役目は、調理用の「火」、現代の電灯代わりの「灯り」、
　暖房の「火」であること。
　現在では火をたく事はありませんが、失ったもの、得たものを
　考えるきっかけになりました。

ストーリーは
https://www.yanabe-e.ed.jp/01nankitiMap/nankiti_siryo/gon_zenbun.htm
こちらを。
最後は悲しすぎです。
（死んだとの記述はありませんが。）


今回展示のチラシ。


その他いろいろ。

途中で抜ける学生さんもいらしたのですが、せっかく来たのだから最後まで聞いて欲しかった・・・お年寄りの思い。
昭和30年代、40年代、現在の教科書の展示もありました。
私も小学校4年で習ったはずなのですが、思い出せません。
もっと先生の話を聞けばよかったと後悔です。