
と思いましたが、せっかくの機会なので続きを。半分おとぎの国の話ですが、。
ただあれですね、昔話で今は状況も違う、正直、自分の中で世の中に最も迷惑かけた、悪い事してたと思います。話きいて、そりゃいかんよ、そう思えるのが正しいです。そうなりますように。
GTRに乗りだしましてね、友人に誘われますでしょ、でも彼女さんと、みたいな方多いし。彼女には迷惑かけましたから、助手席に他の女性乗せるのも罰があたる。結果、一人で走りまくりました。
首都高は今までと世界が全然。その時知ったのは、速いのわんさかいる。煽られて譲るの繰り返し。GTRの煽られ比率異様。目の敵です、当時の首都高。20年前。それまではシルビアでも180sxでも首都高ちょくちょくしたけど、相手にされてなかっただけと気付きました。
こりゃダメだと。平日首都高でひっそり練習生活開始。雨でも練習してました、雨だと限界低いから、試しやすい?雨の日はドリフト練習もよくしてた。タイヤにも優しいし。運よくドリ天マン、地元にいたりしていろいろ学んだり。
ある日、千鳥町で声かけられましてね。
何、弄ってんの?
ドウドウ、ドウドウ、アイドリング勇ましい、ガンメタRのお兄さん。しばらく話してまして悩み打ち明けた。
そしたらお兄さん、横乗ってみる?と。
千鳥町のパーキング一周。
パフォォォォォォン!
全然違う笑
手が入ってる車はこうも違うのかと。
その兄さん、帰り際、よかったら、月曜、大黒来なよ、と。
まあ、衝撃的だった。すぐに次の月曜、行きました、名前も知らない人の車捜しに。
そしたらガンメタのGTR並んでましてね、GTRが並んでるの目立ちました当時。でも、どれだよって笑
ウロウロしてたら、、、
オオオ、新入りかあ、
おっさんに言われ
はい、と挨拶笑
こないだの兄さんもニヤリ。
車を一台一台覗いてたら
行くぞ言われ
は?
ついてこい!
ベイブリッジの合流先、橋のてっぺん到達する頃、とおーくに見える、ノーマルとの加速違いすぎ。そのまま横横ぶっ飛んで行く。
直線偉く離れる、カーブもあっさり離される、最後尻の人に待ってもらうくらい離された。怖いとか感じる以前に自分の遅い思いました。
で、どっかの海沿いのパーキングついて。
今日は特別、新入りだからジュース奢り、次回からジャンケンポン。
衝撃的でした。
会話もぶっ飛んでてついていけなかったけど、自己紹介したの覚えてる。全員が全員、好意的じゃない感じも笑
帰りにまたこい。
おっさんに声かけてもらって
車のそういうの、なんかそういうのすごく嬉しくて通うようになりました笑
なんか一般の若いやつになれたなって感じがまた嬉しかった。
何度目か
ボンネットあけてみろ、言われ
しばらく、いろいろ覗いた後、ブレーキオイルかえろ、パイプマシ締めしろ、車見てくれた笑
チューニングは待て言われてましてね、今考えたらおかしい笑
待ってたら、ある日、コンピュータ持ってこいと笑
車が見違える加速するようになりましてね。
次の週、お金渡そうとしたら
ばかっ!
怒鳴られて、そんなんじゃねぇ!
このチームはみんなあの人にタバコあげてるんだよって。耳打ちされて
タバコ買っていったら、嬉しそうに受け取る、セブンスター。
そのうちに、パイプ抜け対策やら、ブーストもう少しあげようかとか、エアクリーナ破れるからこれにしとけとか。
プラグ交換教えてやる、言われ兄さんの交換させられましたら、お前のもやっとけ、貰って一日12本、あれはしんどかった笑
いつしかそこそこ速い車になってたと思います。お世話になりっぱなしでしたが、冗談の一つや二つ言える仲になりました。
ただ走りにはうるさかった、マナーとか危ない走りとか、一つでもあるとパーキングで怒られる。信号黄色で加速とか、タイミング悪いと、ああいう時は自分の意思で止まれとぴしゃりと言われたり。
その方、好きだったんですけど、追浜のその道の人だったらしく、部隊から外れたのか、転勤しちゃいまして。メンテ出来なくなるからって、GTR買い換えてた。痛んでるから今度は大事に乗るって。同じ車種乗り換え不思議だったけど、なんとなく意味わかった。元気なく、じゃあな、最後に言ってくれた。
他にもそっち方面の人が何人か。声かけてくれた兄さんは深夜大森のビルに連れていってくれたり、横須賀の部隊?日産工○、厚木に陸送です言って入ったり?今は絶対ありえない。コンプラ違反どころじゃないな。ここからおとぎの国の話確定。
ショップの繋がり聞いたりしますと、意外とメーカー、レース屋さんショップと繋がってたり。世の中が少し見えた気にもなりました。
突如、神様みたいな人は現れないから、経歴からいろいろ見えるかもですね。神言われる方は前兆ある笑
レース用タービンが市販タービンと材質違うとか、インコネルとアルミが熱膨張率の違いから相性悪いとか、そういう知識はこのあたりで身につけました笑
運転も教えてくれた。後ろから着いて行くのがすごく練習になったですが、たまには助手席のせて踏め、踏め、踏め~!言われたり。俺に運転させてみろ、ぶっとぶのがまた恐怖、やめて~やめて~。
ちょっと顔ださないと、元気か?連絡くれたり。
自分が長期な免停になった時は、迎えに来て首都高連れてってくれたり。
本当ありがとうございます、言ったら、みんな免停になるとこうすると。みんななってんかい!
あのレースとか当時はまだ景気がぎりぎり良かったのか、サスペンションとかブレーキとかどんどんパーツ余るらしく、兄さん、N1サスそのままついてた笑
半端なく固い。車で飲み物とか考えられない固さ、マンホールで跳ねるし、下擦るし、飛ばすと頭天井につく。路面いいとパシーッとする。
あの交差点の白いペンキの感触わかるですね。
後から知ったけど、その人胃下垂かなんかなったみたい笑
私、首都高ドライブが好きでして、通ってますと、少しずつ速い車が減ってきたようにも感じました。逆に速いのがわかるようになってきましたね。なんちゃって冗談です。
湾岸の話?
四速のシンクロへたって湾岸ちょくちょくしてましたら声かけられましてね。その道な方。
いつしか、幕張のファミレスでご飯するようにも。一緒にご飯する方もいろいろ。ピリピリはなかったです。多種多様な車集まって刺激はありました。
慣れてきますと、スピードも出ますからね。
車がよかったので、腕も勇気もありませんでしたが、そこそこ走ってて、でも、自分の許容範囲を超えてたとは感じてました。
アクセル踏んでると足震えた事も、というか場所がいつも同じ。つばさ前、トンネル出ての登り、苦手です。現役だったら言わないけど笑
この車とのお別れはクラッシュ、巻き添えという形で。ただそのまま走っててもタービン、エンジンブローは時間の問題だったかなと思います。
怖い思ってても踏んだ車はその車が最初で最後です。
その後からはマイペースに乗ってます。