
気が付けば夏休みも終わってしまいましたが,書いておかないと忘れそうなので,ここで振り返っておきます.
今年は,もっぱら近場での文化的な活動にいそしんだ夏休みでした.
・尖石縄文考古館(茅野市)
神様について考えると,どうしても縄文・弥生については避けることができません.
ということで今回は,縄文探訪です.
国の特別史跡である尖石遺跡を中心に,復元された竪穴式住居などが展示され,遺跡マニアにはたまりません.
この考古館には,この遺跡から発掘された数々の土偶や土器類が展示されていますが,中でも
国宝 「土偶 ~ 縄文のビーナス」
重要文化財(国宝答申中) 「土偶 ~ 仮面の女神」
は,レプリカではなく実物が展示されていて,一見の価値はあると思います.
・映画(2本)
「幕末高校生」

(C) 東映,フジテレビ
↑の画像にも少し写っていますが,我が愛車でもあるスバルR2が登場していることが,観る気になった直接の原因ですが,それを差し置いてもなかなかよくできた作品でした.
主演の玉木宏が,特に光ってました.
三枚目のようで実は・・・ 同じ男ながらしびれてしまいます.
ん,R2? まあ予想通りですが,写っただけでも良しとしましょう.(排気音,差し替えられていたような...)
「超高速!参勤交代」

(C) 松竹
これは誰にでも楽しんでいただける映画として,お勧めかな.
(ほとんどの地域で,上映が終わってますが... )
こちらも主演の 佐々木蔵之介が素晴らしい演技を見せてくれました.
ちょっと頼りない殿様,かっこいい殿様,人間味あふれる殿様を,見事に演じ分けていて,これからの成長ぶりが楽しみです.
また脇役陣も充実していて,安心して観ることができました.特に,陣内孝則の怪演!
ちなみにこちらの映画は,港北ニュータウンまで出かけて観たのですが,ここを運転するのは実に20年ぶり,かつての記憶を頼りにしたため,あまりの変容ぶりに度肝を抜かれてしまいました.
見知らぬビル群や広い道路など,ナビ無しでは辿り着けなかったかもしれないのですが,帰りに屋内駐車場の出庫道をグルグル回ったためか,ナビが現在地を見失ってしまい,危うくビルの谷間で遭難するところでした.
・板谷波山展

(C) 泉屋博古館
陶芸家,板谷波山の没後50年回顧展が六本木の泉屋博古館で開催されていたので,出かけてきました.
ちなみに彼の名前は,板橋の仕事場から望むこともできた,故郷の筑波山から取られたのだそうです.
アールヌーヴォーの作品に触発されて作られた陶芸作品が中心に展示されていますが,アールヌーヴォーには,元々,日本文化が大きな影響を与えていると考えられています.
そのような作品を見て,本家日本の工芸家がどのように考えたのか,非常に興味深い展示会でした.
元祖の矜持を感じ,日本の芸術を再発見できたのが大きな収穫です.
そんな感じで,もっぱら心の栄養補給ができた夏休みでした.
ご馳走様!
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Posted at
2014/08/20 12:52:19