
ウルトラセブン第14話、第15話は,「ウルトラ警備隊西へ」のサブタイトルの下,二週に渡る関西出張でした.
この話ではオープニングタイトルに,「協力 梁瀬自動車」とクレジットされています.
もちろん,この「梁瀬」は今でいう「YANASE」です.
当時は,輸入車といえば梁瀬という感じでした.
ということで,この話には輸入車が登場することが分かったので,今回はこの点に注目です.
お,これかな?
細かくは分かりにくいですが,ポインターの後ろの白いクルマ,当時梁瀬自動車が扱っていた車種を調べてみると,どうやらイギリスの
ボクスホール ヴィクターのようです.
OHVエンジンからOHCエンジンへの移行期のモデルで,前輪ダブルウィッシュボーンサスペンションという,新しい技術が盛り込まれています.
排気量は,1.6L,2.0L,3.3Lの三種類が用意されているようですが,さすがにそこまでは分かりませんね.
と,さも分かったようなことを書いてますが,このヴィクターというクルマ,今回調べるまで全く聞いたことすらありませんでした.
しかし,ボクスホールの社名には聞き覚えが...
あ,第二次大戦中の英国陸軍の歩兵戦車「
チャーチル」の製造者!
昨日,何食べたかもおぼつかないのに,半世紀近く昔のプラモデル少年だった頃の記憶って,残っているものですね.
しかし時の首相の名前を戦車に名付けるなんて,今でいうと,陸上自衛隊17式戦車「アベ」?
それでは,本題です(笑
この話では,ウルトラシリーズ中,屈指の人気を誇るスーパーロボット,キングジョーが登場します.
(ちなみに劇中では,キングジョーとは一度も呼ばれていません.)
ウルトラセブンでは,最終回を除いて前後編に分かれているのは,
この回だけですこの回とガッツ星人の回だけです.
ちなみに前作ウルトラマンでも,前後編に分かれたいたのは一回切りですが,両者には舞台が関西という共通点があります.
ウルトラマンでは怪獣ゴモラが大坂城を破壊し,キングジョーは神戸港で大暴れ.
でもなぜか,京都の国際会館は,寸前で破壊を免れました.
やはり永遠の都,京都を破壊するのは宇宙人にも躊躇われたのでしょう.(by 元京都人)
ウルトラマンでもウルトラセブンでも,関西の怪獣は強い!
なんだか,嬉しくなっちゃい... 嬉しおすなぁ.(by エセ京都人)
スポンサーが大阪の武田薬品だったと,いうのが実態らしいですが...
といいうことで,いつものウルトラセブンとは一味違う内容でした.
アメリカの秘密諜報員は,
ワルサーP38片手に,「ア〜ンヌちゃん」なんて言い出しそうだし.
「ワシントン基地の頭脳」ドロシー・アンダーソン
今になって彼女を見てみると,どこか見覚えが...
浜崎あゆみをプロデュースしたスタッフには,かつてドロシーに夢中だった男の子がいるに違いない.
そういえば昔,一糸まとわぬAyuの画像流出事件って,ありませんでした?
各隊員のコスプレ(?)も楽しめます.
キリヤマ隊長「みんなは二度とスパイが入り込まぬよう,あらゆる場所を見張るんだ」
こちらアマギ,異常ありません.
こちらソガ,異常ありません.
こちらアンヌ,異常ありません.
いや,その格好が異常だろ.
最後にYANASEネタに戻りますが,↑で,我らがアンヌ隊員が載っているのは...
撮影が1967年ということから考えても,現代のメルセデスベンツSクラスの元祖,W111「フィンテール」でしょう.
その名の通り,当時のキャデラック等のアメリカ車の影響を受けたテールフィンが特徴の,2.2L直列六気筒エンジン搭載モデルです.
当時は左ハンドルというだけでステータスシンボルだったような覚えがありますが,
麗しのアンヌ隊員にも,お 似 合 い ♡
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Posted at
2017/04/26 23:29:34