【問題】風が吹けば、儲かるのは桶屋ですが、“吹き出し口から”風が吹けば、何が儲かる?
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
ピンコーン!
司会「はい、カズ〜ヤさん!」
「・・・・・・モノタロウ?」
さあ、吹き出し口付けなきゃ〜
ただし!
大幅(?)にデザインを変えたので(?)、純正の吹き出し口は、もはや使えそうにありません。
だってぇ・・・斜めなんだもの・・・
その斜めのデザインが嫌で、この部分を垂直に加工した次第です。
・・・え?いつもの得意の『切った貼った加工』?
え〜・・・
これ、売れそうだもの・・・
加工するなら、切っても貼っても胸が痛まない、大量商品部品にしたいものです。
探すか〜
2
の前に!
ようやく重い腰を上げて、空調コントロールパネルのケーブルを直します。
今時の車は、COOL↔️HOTのコントロールは、電子制御で、モーターを稼働してのコントロールですが、この頃はバルブやフラップを、ケーブル(針金)で直接繋ぎ、マリオネット操作していました。
そしてこの度、コントロールパネルヒーターバルブとを繋ぐケーブルが、長期に渡る高い負荷に耐えられず、グニャリと曲がり、もはや修正しても『クセ』になってしまったため(バルブ位置変更により、以前のバルブ時に着いていたクセの上書きができるほど、耐久力が残っていなかった)、作り直すしかないとて、部品調達すべく、なにはともあれ計測です。
セリカのヒーターバルブ新設の際には、テキトーな車種の、テキトーな長さのコントロールケーブルを流用しましたが、今回はグレードアップを目指して、さらには今後の発展も祈願いたしまして、私からの挨拶と代えさせていただきます。
https://minkara.carview.co.jp/userid/1730424/car/2585660/7404952/note.aspx
なぜ今更・・・?
つい先日まで、ヒーター側固定でも問題無かったのですが、ここ最近、通勤時(早朝)と退勤時(夕方)で変えざるを得ない気候になってきちゃったから・・・
まだ何とか耐えられるこの春も、すぐに終わるのだろうな・・・
3
1.4mm径のワイヤーでも、力負けするというのか・・・?
ならば!
1.5mm径ピアノ線でグレードアップだぁっ!
よかった、被膜ホース(フレキシブルパイプ?むしろこっちの方が、新品で欲しいところです。これ、何て言うのか、どなたかお分かりの方〜?)に、難なく収まりました。
4
両先端を、バルブ、フラップや、レバーの引っ掛け形状に合わせて加工しま・・・
どうせ俺なんかには、手作業じゃ輪っかにできねぇよ・・・
5
さらにコントロールパネルを見ると、現在装着してある(こちらは、昭和の頃から外していないはず)コントロールケーブルにも曲がりクセが!
ここは、ヒーターバルブの開閉とともに、ヒーターコアへのエアーコントロールフラップ開閉(ヒーターコアに当てる風量の調整)との2系統を、1本のコントロールレバーで連動させていますが、その後者です。
ヒーターバルブには冷却水が通っているので、その冷却水及び水流による抵抗でバルブの開閉は重くなり、それをコントロールするケーブルへの負荷も増えるものですが、こちらのコントロールケーブルは、フラップ・・・いわば軽量な扉の開け締めをするだけなので、さしたる抵抗も無いはずなのですが・・・
経年劣化、侮りがたし(ちなみにこの場合の、こうなった理由は他にあり、判明はしていたのですけどね)。
6
フラップコントロールケーブルも同様に、新設しま・・・
どうせ俺なんかには、手作業じゃ輪っかにできねぇよ・・・
7
ヒーターバルブコントロールケーブル、フラップコントロールケーブル共に、サイズアップで再現(被膜は中古)しま・・・
どうせ俺なんかには、手作業じゃカギ型にできねぇよ・・・
8
さて、ケーブルを戻していきますが、フラップコントロールの方は、純正穴位置で問題無いとして・・・
ヒーターバルブコントロールケーブルの方は、バルブのレバーの移動量、ストロークが肝心となります。
ヒーターコントロールレバーの、最COOL↔️最HOTのストロークと、ヒーターバルブコントロールケーブルのストロークとを合わせなければ、両最大位置に到達させられません(画像は、フラップコントロールケーブルでの例え)。
そこで・・・
9
ヒーターバルブレバーに繋いだ状態で、反対端(室内コントロールレバー側)を、全閉↔️全開のストローク量を計測します。
10
そして、コントロールレバーで、そのストロークを再現できる位置にケーブル端を引っ掛ける穴を設けます。
更に言うと、コントロールレバーの穴位置は、コントロールケーブルの固定“角度”に対して、なるべく『直線的』に動く位置が望ましいかと思います(レバー自体は、支点が1箇所の円運動なので、ケーブルを“なるべく”円軌道に巻き込まない)。
なお、私は文系なので、言葉が合っているかどうか知りません、話半分に読んでください。
の位置を探すと・・・
無い!(><)
ので、端材ステーを溶接して、新設しました。
11
ヒーターバルブコントロールケーブルの端も、カギ型に曲げま・・・
どうせ俺なんかには、手作業じゃカギ型にできねぇよ・・・
12
コントロールパネルはこれでいいでしょう!?
さあ、あとはヒーターバルブケーブルが、しっかりヒーターバルブレバーを押し込んでくれれば!
押し込んでくれれ
押し込んでくれれれ
押し込んでくれれれれ
【問題】ウポポ語で『もっと押せ』は、何と言う?
チン◯ス!
(TT)ストッパー(中右、赤矢印)まで、行ってくれない・・・
そうなんです、レバーのスタート位置と、ケーブル固定の位置、角度が、適切でないのです。
このケーブルはピアノ線で作りましたが、曲げの追随性は高いものの被膜より先は、あくまで直線軌道・・・
一方、バルブのレバーは、あくまで円運動・・・
スタート位置が適切でないと、最後押し切れないのでした。
完全にCOOL↔️HOT切り替えし切れてはいませんが(HOT側は100%で問題無し、COOL側は85%くらいかな、それなりには・・・?)対策は、またいずれ・・・
13
今は内装戻しが最優先、ダッシュパネルはひとまず完了としまして(空調コントロールパネルも固定できる)、メーターパネルの固定も検討します。
今まで同様、基本は下側ネジ留めがメインとする予定ですが、ダッシュボードの形状変更に伴って、出っ張り具合の変更をだ〜いた〜い確認しました。
14
さて1頁から戻りまして、吹き出し口はどうするか・・・
そんな時は、ヤフ◯ク探索に尽きます。
<内装、キーワード『吹き出し』または『ルーバー』または『エアコン』・・・くらい?
もちろん、『現在価格が安い順』です。
遠慮なく切り刻みましょう!
で、伐採対象第1段・・・
何時かのワゴンR(厳密には、フレイアでしたが)の、左右一体式です。
双方2個ずつ、計4個も付いている!これはおトクだね!
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トリムから外してみました。
このトリム、左右の繋ぎ目が細く、簡単に折れそうですが、意外にも粘る樹脂でした。さすが最新(当車比)!
そして、肝心な『純正比較』です。
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縦幅は・・・大きいが、十分範囲内!横幅は・・・
あちゃー。
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何にしろ、切り込みを入れてでも嵌まるなら・・・
う〜〜〜ん・・・
・・・・・・
・・・他、探すか・・・
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コレなんて、どう!?
何時かのムーブです。
双方独立しており、裏の導風ダクトと切り離し可能な一体式、なかなか凝った作りです。
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一応、左右別のようなので(裏の導風ダクトの角度が、僅かに違う)、どちらがより適切かは現車合わせとなりますが、とりあえず、カローラ純正の導風ダクトを外してきました。
サイズ的には・・・万全と言っても過言ではありませぬ!採用かな。
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ただ、当然加工無しでは飛び出し過ぎるので、削れる箇所をひたすら削いでいく加工となります。
純正ダクトとダッシュボードの吹き出し口装着部とのクリアランスは、極めて少ない(2センチあるかないか・・・)ので、徹底的な削除が必要です・・・
・・・純正ダクトも、要加工かな〜・・・
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前述の通り、ムーブ吹き出し口は、手前の吹き出し口と、奥の導風ダクトとが切り離せますが、いっそ、手前の吹き出し口を、カローラ純正ダクトに装着・・・なんて荒業、成らぬか!?
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アウト〜(><)
さすがにフラップの可動域とぶつかってしまうので、やはり導風ダクト付きでの装着となりそうです。
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そもそも、ダッシュボードの吹き出し口装着部に、嵌まるのかよ通るのかよ顔出せるのかよ!?
の前に、まだ開いてもいませんでした。
切れ込みを入れて、4枚開きにして、例によって例の如く、接着剤クランプ固定します。
クランプが入らない箇所では、洗濯バサミが大活躍でした。
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接着剤が固まるまで、導風ダクトの短縮を簡単にしてみました。
マダ、タリナイネー(〜〜;)
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は・・・
嵌った・・・
何だろう・・・
平成元年頃の、日産車みたいな感じ?
ダッシュボード側の形状が、どうもブサイクで、きっちりツラッツラにはなりませんが、フツーに収まっているので、とりあえず現状に於いては、コレで進めます。
サアー、ダクト切り刻むぞー!
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