ウレシハズカシ

物理学賞に続いて化学賞と
ノーベル賞受賞の報道

何十年前の業績とはいえ
それが現在に至って人類に役立ったことの
きっかけを作ったことが認められたことは
素晴らしい



ちょっと驚くのは
かなり前からノミネートされていて
毎年受賞者発表の日には報道陣が自宅に押しかけるのが年中行事で
｢いや～今年も力不足でした・・・｣なんてお詫びしている映像を
しっかり撮り残していること

それも何年分も

ニュースでそんな映像を流した後に
｢いや～良かったですね～日本人として誇らしいです｣
なんてキャスターに言われても日本人として恥ずかしい

首相に至っては
｢緑のクラゲのことなんてわけわからんけど良かったんじゃない？｣
なんてコメントするくらいだから

受賞者四人のうち二人は既に日本国籍ではないらしい

受賞者の功績をたたえるというよりは
日本人の功績は（日本国籍でなくとも）自分の功績みたいな報道にちょっとぞっとした

より良い環境を求めて日本を脱出する研究者が相次いで問題になって久しいが
もはやそれを問題視する空気（能力）すらなくなったみたいだ


このノーベル受賞者が毎年お詫びする映像と
ニュースキャスターのにやけた表情を
日本でのノーベル受賞者の報道として海外で流したら
お笑い番組が一つできるんじゃないかな