うまく想像できないこと（その１）

最近報道されたニュースで

「中国が地上から発射した弾道ミサイルで
自国の衛星を破壊した｣というのが有った。

最新の報道では結構大変なことになっているらしい。

破片が散らばって他の衛星や宇宙ステーションに衝突するかも知れないとか。

映画や漫画みたいに空気（酸素）のない宇宙ではミサイルが当たったからといって
一度に爆発して燃えるなんてことが起きないということまでは理解できる。

そもそも弾道ミサイルでどうやって破壊したのだろうか？

液体酸素を積んでミサイルが目標に当たってから一気に燃やすことはできるだろうが
ミサイルが破裂した直後には拡散して燃焼（爆発）は一気に消えてしまうのではなかろうか？

一瞬でも燃えれば充分に破壊できるくらい衛星が小さかったのだろうか？

うまく破壊できたとして、破片はその場にとどまるわけではないだろうから
空気抵抗がなければもの凄い速度で拡散するはず。

秒速数キロで移動とか報道されているから、ほんの小さなカケラでも凄い破壊力を持っている
ことは容易に想像できるのだが、
１０日以上前に秒速数キロで移動を始めればもうとっくに地球から遠く離れたところまで
飛んで行ってしまってるような気もするのだが。

衛星の軌道上に残っているカケラなんてそんなに残っているんだろうか？

どうもうまく想像できない。