DTE Systems PPT（スロットルコントローラー）  

【再レビュー】(2024/08/26)
サブコンは、サーキットや高速ワインディングで高回転域でのパワーモリモリ感は十分体感できるものの、3,000回転以下での市街地走行ではサブコンはあまり意味がありませんね…苦笑
その分スロコンは、低回転域でのレスポンスの向上を目指していることから、家の駐車場を出る最初の一踏みから違いが分かります。DTEのスロコンは、プラグインパワースロットル（PPT）といい、接続はカプラーの間に挟み込むだけで簡単です。4代目となり操作性が非常に高まったようです。
スロコンの昔のモデルでよく言われたのは、「違和感」の存在ですね。これはスロットルレスポンスを上げるための電子制御システムへの干渉に必要なほんの一瞬の間（タイムラグ）の事をいいます。人間の感覚というのはかなり鋭く、この一瞬のズレを感覚として検知し違和感として感じてしまうのですね…　DTE SystemsのPPTは、このラグを徹底的に排除するとともに、スムースなスロットルカーブを実現することにより違和感の無い鋭いレスポンスを提供するのです。確かにこのレスポンスの良さは秀逸だと思います…
このPPTに搭載されるプログラムは、走行シーンや使用目的に応じて自由に選択できる（スポーツ／スポーツプラス／エコ（フューエルセーブ））の3モードがあり、各モードには+3～-3（7段階）の微調整機能が搭載されているので、瞬時にスロットルフィーリングを調整することができるのです。
個人的には、使用はほぼサーキット走行時のみですね。比較的スポーツモードの+1が気に入ってまして、それ以上で踏み込むとやっぱりエンジンへの負担は大きいのかな…と少し不安になります。それほどスロットルフィーリングが変わるということですね。箱根ターンパイクの上りでスポーツプラスを試しましたが、かなりのドーピング感が強かったですね　苦笑　通常走行で使う必要はないと思います…　これは明らかに個人的な見解ですが！