無線機の修理

実家で使っている無線機の液晶表示が見えなくなったということで修理してきました。

患者は1200MHzハンディ機のFT-104
FT-704を仕入れたのでLCDを移植することに

FT-104の分解はお手の物！昔とった杵柄ってやつ(^-^)
ビスを16本外してCPU上のシールドを取り去り、スピーカーの配線を外すと、前面パネルと基板が分離される。
患者の分解が出来たところでドナー側の分解に取り掛かる。構造は同じ（同一のシリーズだから当たり前か）なのであっという間に基板が取れる状態に

そのまま基板をスワップしてもいいのだけれど、高周波対策の違いがあるしジャンパー変更しないと周波数表示が430のままなので金属製の枠とLCDに導電ゴムだけを外す。

外したものを患者に付け替えて、あっという間にスワップ終了。

仮組みして電源ON
あれ？電源入らん?(°_。)?(。_°)?
バッテリー減ってて動かないだけでした（爆）

バッテリーを取り替えて電源ON！動いた！
もう一度、Fキーを押しながら電源ON！全表示点滅、文字欠けなし！

LDC部分は、導電ゴムがヘタっていたり取り付けが中途半端だと文字欠けになるんだよね～

そして本組みして送受信チェック
近所のレピーターにアクセス、カーチャンクしてIDが返ってきた。OKOK！！


ドナーとなったFT-704は、持ち帰ってきたけど使い道ないからジャンクボックス行きです。

※写真左は、交換したものと同一機種。右はドナーとなった機種　です