「踏み間違え」を見てしまった

　よくコンビニとかに「踏み間違え」で車で突っ込む人たちがいる。老人に多いらしい。近くのスーパーの店への入り口には，頑丈なガードが設置されて，車の突入を防ぐようになった。

　さて，大きなスーパーの駐車場。

　除雪による雪の山に鼻先を向けて駐車していた車が発進した。

　もちろん，バックで発進しなければならないのだが，なぜか雪山に向かってゆっくりと発進。そして，ブレーキとアクセルを踏み間違えたらしく，クルマのエンジンはうなり声を上げて，雪の山に突入したのである。

　クルマは雪山に乗り上げて，腹がつかえた亀状態になって停止した。

　運転者は高齢者だった。

　でも雪山があってよかったね。

　もし，雪山がなかったら，大事故になっていただろうな。

　VWのクルマには，障害物センサーがついているので，こういう場合は，警告音が出て，自動で急ブレーキがガツンとかかる。
　ただ，それでも人間がアクセルを踏み込めば，進んでしまうと思われるけど，自動ブレーキのガツン!でびっくりするから，ふつうはそれ以上アクセルを踏むことはなく，またブレーキを踏むこともなく，大変便利。

　でもこういうセンサーは，なぜか国産スポーツには全く装備されていない。
　スバルではオプションであるけど，コーナーセンサーだけなんですよ。VWとはセンサーの数が全く違います。VWは全周にわたって接近警告が出ます。前後は自動ブレーキがガツンときます。

　はじめて7Rに乗ったとき，このセンサーが便利で，狭い駐車スペースに駐めたところ，ドアを開けるスペースもなくて降りられなかったことがありました・・・。あほや・・・。

　というわけで国産スポーツには，年寄りは怖くて乗れません。

　ただVWのセンサーは，降る雪にも反応するので，この季節はちとうざいのだけど。