MOMO RACE 適合未確認ボスを使用しての取り付け
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
30分以内 |
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先日補修したMOMO RACE 32Φ
付ける宛が無いので、実験台君のクリッパーに付けてみる事にしました。
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使用したボスは、HKBのOM-188
OEM元のミニキャブ(エアバッグ無し)に対応したボスです。クリッパーは全車エアバッグ付きなので当然適合車種には記載なし。
更にミニキャブ(エアバッグ有)とクリッパーでも型番が違う始末…
しかし、ワークスベルの適合表を見ると
ミニキャブとクリッパーの型番が同じであることが判明!
コレは行けるのでは…?
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エアバッグ無しのボスが2000円に対してエアバッグ有のボスは8000円
付けばめちゃくちゃお得です。
というわけで実験も兼ねてやってみました。
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まずはバッテリーのマイナス端子を外してから、ハンドル横両側のトルクスねじを最後まで緩めて、エアバッグを取り外します。
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エアバッグを取り外したら、軸の所にセンターがわかるようにマジックで線を引いておきました。
その後17mmのボックスレンチでナットを緩めてハンドルを外す準備をします。
ハンドルを変えたことがある方はわかると思いますが、ナットは完全に外さず緩めるだけにしておきます。
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ナットを緩めた状態でハンドルを手前に衝撃を加えるように引っ張っていきます。
しばらくすると勢いよくハンドルが外れますが、ナットを付けているおかげで顔に飛んでくることはありません。
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ハンドルが外れました。ここまでは普通のハンドル交換の手順ですね。ここから安いボスを使うためにひと手間加えていきます。
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ボスの裏面です。ホーン用のディスクが付いていますが、クリッパーにはエアバッグ配線と一緒にホーン配線が来ているので
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実際にあてがってみるとディスクが干渉してボスが中まで入らない事がわかりました。
ただこのディスク、本当にホーンの為だけに付いているようで
取り付け方もホットボンドのようなもので固定されているだけでした。
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なので手でむしり取ると比較的簡単にディスクを除去できました。
こうなってしまえば取り付けは簡単でした。
車体側の出っ張りとボスの溝を合わせて、ナットで固定すればボスの取り付けは完了です。
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お次の問題はエアバッグの警告灯を無効化しなくてはいけません。
ボスはエアバッグ無し車用なので当然エアバッグキャンセラーは無し。
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そこに登場したのは、自作のエアバッグキャンセラー
お値段はなんと30円
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コイツの正体は、昔電子工作でもお世話になった2Ωの抵抗です。ネットで調べたところ、クリッパーは2Ωの抵抗でエアバッグをキャンセルする事がわかったので、地元の電子パーツ屋さんに走って買ってきました。
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自作のキャンセラーをエアバッグ配線をジャンパーするように接続し、外れないようにビニールテープで固定します。
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バッテリーを取り付けて、イグニッションON
エアバッグ警告灯が消えるかどうか確認します。
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ヨシ!
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カバー部分はエアバッグ用のカプラが干渉するので、そこだけ切り取りました。
不格好ですが、普段は下向きなのであまり目立たないかなと。
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あとはステアリングを取り付けて、試乗してセンターの調整をすれば作業完了です。
お疲れ様でした!
※ちゃんと取り付け出来たように見えますが、メーカーの適合表に無いという事は保証もサポートも受けられない可能性が非常に高いです。
あくまで検証として取り付けを試してみた。とお考えください。
思わぬ事故が起こる可能性もありますので、参考にされる方はくれぐれも自己責任でお願いいたします。
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