チェコ、プラハで。

チェコの続き。

もとプラハ太守の城館には博物館が併設されていて、
前回の銃や剣のほかに、中世の鎧があった。





これはその鎧に付いていたフック。
中世の騎士同士は大きな槍を抱え、向かい合って、馬を全速力で走らせて激突するが、
その槍をひっかけて保持しやすくするためのもの。

槍といっても、日本とは違い、小さな船の帆柱ぐらいある。



先日居合の師匠がドイツ訪問から帰国されたが、
ちょうどフランスでのテロと日にちが重なって、空港での警備は非常に厳しかったらしい。

それに難民キャンプがあちこちにできて、治安は相当に悪く、
以前使えた体育館やその他のスポーツ施設は全て難民宿泊所になっていたそう。

日本は島国で、シリアからは遠く、難民はよその出来事だと思っているが、
いつまで太平楽を決め込んでいられるのか。

南沙諸島の問題も、直接には日本の国防に関係ないと考えていては、
大変な問題になると思うのだが。
軍事では、先に有利な場所を抑えたほうが圧倒的に優位に立つ。