利用規約と個人情報保護法について

先日、みんカラ利用規約の中で、プライバシーと伏字の関係を指摘、ひとつの提案をさせて頂きましたが、みんカラ利用規約を個人情報保護法の観点から分析されている方を見つけたので、紹介させて頂きます。かなり長いので読破するのは少々の根気が必要ですが。

で、気になった部分を抜粋しますが

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実は総務省からストリートビュー機能に代表される道路周辺映像提供サービスについての問題点が話し合われています

ストリートビューの法的問題を整理、総務省の研究会

これを読みますと

「個人情報保護法との関係については、住居の外観はそれだけでは個人を特定できないものが大半であり、表札が判別可能な状態で写り込んでいる場合などを除いては、原則として個人情報には該当しないと説明。自動車のナンバープレートについては、登録名義人を照会するためにはナンバープレートの番号に加えて車台番号（下7桁）が必要とされることなどから、個人情報には該当しないとした。また、個人の容貌が写り込んでいる場合には特定の個人を識別可能と言えるが、顔の部分にぼかしをかけるなどの措置を講じた上で公開している限りは、個人情報には該当しないと考えられるとした。」

つまり、総務省の判断としては、自動車のナンバープレートをＷｅｂ上に公開した場合悪意の有る公開で無い限り、個人情報保護法には抵触しないと判断してます。
引用終わり

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って事は、例の指導は総務省の判断とも、みんカラ利用規約とも違う独自の判断という事でしょうか。とすると、何を根拠にナンバープレートが修正されていない場合削除するのか、明確な説明が有った方が良いと思います。
引用

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利用規約
第6条（画像・写真の投稿について）
4．本画像内にナンバープレートなど、個人が特定される恐れのある情報が描かれている場合、その個人は、本画像の頒布、公の展示ならびに複製 (これらに限られません) を含む本規約に沿った形で本画像を使用することに同意していること。

画像投稿（ナンバープレート）に関するお知らせ
みんカラでは、ナンバープレートや、個人を特定される恐れのある情報を含む画像の投稿は禁止となります。
引用終わり

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どう見ても同じ基準の元に書かれているとは思えません。

とは言え、みんカラに登録されている方の中では、現住所や生年月日を公開されている方もいるので、ナンバープレートと合わせて調べれば全ての事例で絶対に個人を特定出来ないとは保障できません。
ですが、不特定多数の方にその様な調査が出来るとは思えませんし、いわゆる「裏名簿」
を所有している「裏家業」の方々には、ナンバープレートなど無くても車種・年式・車検月・色等で個人情報はある程度特定できるでしょうから、ナンバープレートを隠す事自体無意味だと思っています。
私の場合、希少車（売れなかった車とも言う）に乗っていますから、車種だけで個人を特定されそうです。（笑）他にも地元には1台しかない仕様の車に乗っている方はいると思うのですが。

さて、ナンバープレートのナンバーは保護するべき個人情報に該当するのでしょうか？
皆さんはどう思います？

この記事は、盗難情報と個人情報保護法について書いています。