株式会社フジタってこんな会社

最近になって、「フジタ」と中国が実はグルで、フジタ社員の拘束事件は漁船船長を釈放させる為の芝居だったのではないかと某掲示板で指摘されていますね。

ところで、私が聞いたニュースでは「株式会社フジタの従業員が・・・」とか「日本人社員が・・・」とか報じていましたが、フジタがどのような会社でなにを目的に中国で仕事をしていたのかはあまり詳しく報道している所が無かったので、検索してみました。

結果はこちらですが、簡単に書くと何でも手がけている大手ゼネコンなんですね。メインは建設工事請負のとの事ですが、他にも色々手がけていて、中国で拘束を受けたのは「遺棄化学兵器廃棄処理事業に関する現地調査に行った当社邦人社員４名」だそうです。

では、遺棄化学兵器廃棄処理事業とはどんな事業なのかですが、詳細はこちらとこちらに任せるとして、化学兵器を遺棄した当時所有していた国の確認が困難だったり、実際の事業とは関係の無い事業に予算が流用されていたりと色々と問題のある事業みたいです。

少し前に話題になっていた、年金の積立金を省職員の研修施設の建設に当てて、ゼネコンに積立金を流し、なおかつそのゼネコンは省幹部の天下り先になっていたとか、そんな構図を思い出しました。

このフジタも国の事業に関わっている以上、日中政府と何らかの繋がりがあると考えて良いのではないでしょうか。

今回、藤田の社員が中国政府の指示で芝居をしたのか、日本政府(事業に関してフジタの資金源)の指示で芝居をしたのか、フジタ内部の天下りOBが独自の判断をしたのかはわかりませんが、拘留中の状況が真実ならば中国政府が何らかの関与をしているのは間違いないでしょう。中国政府がスパイ疑惑で拘束したのなら、こんな対応はありえないでしょうし、携帯電話を隠し持っているかもしれない相手を、電波の届く場所に拘留することも不自然です。厳重な身体検査の上没収が普通です。

今回フジタの社員が拘束された事が芝居であるなら、中国は船長を解放させ、さらに謝罪や賠償を求めるカードとして、日本政府は中国人船長を解放する言い訳として、フジタは被害者として報道される事による売名行為として使えた事でしょう。

メディアは日本人拘束事件とは報道していますが、全部お芝居だとするなら本当に日本人が拘束されたのかさえ疑わしくなりますね。ヂツハキカジンダッタトカ