この事例覚えています?

いわゆるオカルトチューンの排除命令が公正取引委員会から出てましたよね。もしかすると効果は有ったのかもしれませんが、商品の性能表示に法に触れるところがあったとかなんとか。詳しくは
自動車の燃費向上等を標ぼうする商品の製造販売業者ら１９社に対する排除命令についてを見て頂くとしてその対象品は

一部抜粋
㈱コムテック/マグチューン
㈱ＺＥＲＯ－１０００/パワーネオプロフェッショナル

㈱サン自動車工業/ホットイナズマポケット
㈱バッファロー/フューエルバンクＥＶＯⅡ

㈱ニッポンエミール/ハイオクくん
㈱奈良健康堂/ランナップ
㈱ソフト９９コーポレーション/ギガスマルチパワータブレット

㈱高野自動車用品/サイクロン３

等などでオートバックスやイエローハットをはじめ、自動車関係の雑誌にも宣伝が出ていて、発売当時レビューでも好評価をされていた品々ばかりです。あ、知らない方は知らないと思いますが。一部店舗では撤去もされず、表示が改善されないまま未だに販売しています。

なぜこんな事を蒸し返すかと言うと、こちら(web魚拓)を見たからで、本当の意味での
「みんカラ史上初 !? の大イベントキャンペーン！！」になるような気がしています。

この際、商品に効果が有るか否かは如何でも良いですが、前述の排除命令を出された業者の方々と宣伝方法が似ている様に見えます。つまり、景品表示法第４条第２項の規定により，同条第１項第１号（優良誤認）に該当する表示とみなされ，同号の規定に違反する疑いがあるのです。

みんカラの利用規約には
第7条（投稿に関する禁止事項）
（3）違法、または、公序良俗に反する行為の提案・援助を内容とする発言またはマテリアルを投稿すること
（8）事実を誤信させることを目的とした虚偽の事実を内容とする発言またはマテリアルを投稿すること
（17）法令に違反すること
と有ります。

そして不当景品類及び不当表示防止法（抜粋）では

第四条 事業者は、自己の供給する商品又は役務の取引について、次の各号に掲げる表示をしてはならない。

一 商品又は役務の品質、規格その他の内容について、一般消費者に対し、実際のものよりも著しく優良であると示し、又は事実に相違して当該事業者と競争関係にある他の事業者に係るものよりも著しく優良であると示すことにより、不当に顧客を誘引し、公正な競争を阻害するおそれがあると認められる表示
に書かれています。どちらにしてもアノ宣伝方法はみんカラ的にもアウトだと思うのですが如何でしょうか。

それとも、みんカラ＋では違法な事や虚偽の内容を投稿する事も容認されているのでしょうか。もしそうならば、みんカラ＋の価値をカービュー自ら貶めている事になるかと思うのです。違法な広告やブログを放置したならば、総務省・消費者庁・公正取引委員会の何処かから行政指導が入り、その対応が遅れれば最悪みんカラが閉鎖になる危険が有るのですが、その前に現状を打開する何らかの対策が必要だとは考えないのでしょうか。

みんカラ＋に参加されている方々の良識ある対応を心から願うと共に、みんカラ運営にもサイト内の違法行為、特にみんカラ+内の商品表示に関わる違法行為には毅然とした対応を希望します。

行政から閉鎖命令が出てからでは遅過ぎますよ。