今年の第5戦 御岳高原ヒルクライムは土曜日と日曜日の2回エントリーできたので、まずは土曜日のAグループの大会に参加した。第5戦はパドックが狭いので土曜日はAグループ、日曜日はBグループと分けられている。今参加しているオープンBクラスは日曜日のBグループなので日曜日だけ参加の予定だったが、事前に臨時収入があり参加費が2回分払えたので、土曜日のAグループノービスBクラスにも参加することにした。
ちなみに、今大会の参加費は24,000円で、割引を最大使用すると18,000円まで下がる。
今大会から新しいタイヤADVAN A050 G/Sを使っていく。今までは同じタイヤのG/2Sコンパウンドを使用していたが生産終了してしまったので、次に柔らかいコンパウンドのG/Sを選んだ。
事前に軽くテスト走行した感触ではとても硬いという印象だ。コンパウンドがスーパーソフトからソフトになったので硬くなるのは当り前だが、サイドウォールもG/Sのほうが硬い感じがする。
空気圧の設定もまだ決まっていないので、使い慣らしながら決めていくことにする。
練習走行は色々と変更した部分を確認しながら走行した。
シートポジション、ペダルポジション、シフトポジションを変更したので、運転操作に違和感がないか確認した。普段とは違いハンスをつけるとまた感覚が違うので、練習で少し慣れておく。
エンジンは高回転の伸びがいまいちだったので燃調を少し変更した。暑い時期だからなのか、標高の高い場所だからなのか分からないが、高回転まで吹け上がるがいまいちトルクが出ていない。こうなると燃調ではなく点火時期を調整したほうがいいが、ノッキングが出やすい領域なので躊躇している。
最後にタイヤの感触を確認した。やはり硬い感覚が強い。空気圧をどこまで下げるか悩んでしまう。
本戦1回目はタイヤの空気圧を冷間時1.3kgまで下げてみた。硬いフィーリングなら空気を抜いてしまえばいいという単純思考だ。フロントは曲がりやすいような、曲がりにくいようなよく分からない感じだが、リアのトラクションはよくなっている。空気圧を下げた影響でタイヤがよれている。今のところカチカチフィーリングよりもヨレヨレフィーリングのほうがましである。
本戦2回目の空気圧はどうしようと考えながら走り、反射的に無駄なことをしつつ完走。
本戦2回目はフロントタイヤだけ空気圧を0.1kg足してみた。フロントの手応えは多少良くなったような気がするが、よく分からないのでもうタイヤの事を考えるのをやめることにした。そう考えていたらタイトコーナー手前の日が差す部分で視界がホワイトアウトし、ブレーキ操作、ステア操作が遅れてどアンダーを出してしまい土手に突っ込みそうになる。スタートから木陰で暗い所を走行していたので、トンネル出口で起きるホワイトホール現象で一瞬だが視界を奪われてしまった。
ここのコースは天気が良いと明所、暗所がはっきり分かれ、コースが見えにくいところが出てくる。ただ、それはコース中盤以降でこんな序盤で目がやられるとは思いもしなかった。
土手に突っ込むのはもう勘弁と思いながらリスタート。コース中盤から日差しでコースが見えにくくなるが、2回目はラリー用のバイザーに換えたお陰で多少視界は確保されている。本番は明日なので無理をせずに走りきり無事完走。
本戦1回目 2:16.6(-1.1) NB1位/総合2位
本戦2回目 2:25.8(+6.2) NB6位/総合10位
結果 4:42.4(+14.5) NB2位/総合4位
2回目は土手突っ込み未遂の一時停止がどでかいタイムロスとなった。結果はノービスBクラス2位となったが、本来参加するクラスとは違うクラスに参加したので章典外扱いで表彰されず賞品も貰っていない。
今回は予定外の参加になったが初めて使うタイヤに慣れるいい機会だった。本番は明日なのだが危うく車を壊すところでもあった。タイヤの事で悩み、危うい場面もあったがドライで思いっきり走れて楽しめたのでよしとする。明日は天気が怪しいので今日のようにはいかないかもしれないが、G/Sコンパウンドで雨の感触を知るいい機会かもしれない。
第5戦はいつもは日帰りだが、今回は2日工程になったので毎度泊っている藤屋に宿泊する。会場からは離れた隣町の大滝村になるが、チーム小山スピードではよく宿泊している。
夕食、朝食付きで、夕食はボリュームがあって、地元の食材が使われていて美味しい。毎回食べ過ぎてしまい、翌日のパワーウェイトレシオに影響を与えている。場合によっては、この後の酒盛りも翌日に影響を出してしまう。
ただ走りに来ているだけでなく、1泊2日ヒルクライムの旅として走る以外も楽しんでいる。
Posted at 2025/09/15 03:11:03 | |
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