2018年11月3日にヤマハテストコースで行われた
「ヤマハ歴史車輛デモ走行見学会」に行ってきた
2年ぶりに行われたこのイベントは抽選1500名だった
想像を超えるビッグサプライズに見学者一同驚きだった
13:30~14:20の二輪市販車のデモ走行は大人しくストレートを往復する
個人的には迫力がないため写真も撮らずに懐かしいバイクを傍観していた
二輪市販車のデモ走行の最後のバイクである「RZV500R」が紹介されると
「ここで、サプライズゲストの紹介をしたいと思います」とのアナウンス
ゲストが「ケニーロバーツ」と紹介されると会場内にどよめきが響き渡りました
それまでストレートをゆっくり往復しているデモ走行とは異なり
コースの半周を全開でライディングするケニーの姿に会場内は騒然
市販車と言ってもケニーがライディングしたファクトリーマシンYZR500のレプリカ
ケニーによりポテンシャルを最大限引き出されたRZV500Rの速さは想像以上
全開走行は4周続き、見学している往年のファンたちは終始笑顔でした。私も・・
RZV500Rでの走行が終わってからはトークショーが始まりました
ヤマハの歴代のGPマシンの話しやヤマハ以外のメーカーの突っ込んだ話や
言葉に詰まるような質問を笑ってごまかすシーンなど様々な話が飛び出しました
約30分の充実したトークショーが終わりGPマシンによるデモ走行が始まりました
全開で駆け抜けるインターカラーをまとった1978年のYZR750
このマシンはケニー・ロバーツがデイトナ200で初優勝したマシンそのもの
ツナギもインターカラーのためデイトナ200を彷彿させる雰囲気に包まれていました
200km/hを楽に超える速度で駆け抜けるケニーの姿を撮影するのは大変です
掲載した写真はきれいに撮れたものを集めたもの。成功率は1割ぐらいでした
ハングオンの生みの親のケニー・ロバーツ。今もヒザ擦りライディングスタイルは健在
次は1983年のYZR500。美しいマルボロカラーはGPマシンの好きなカラーリングです
しかし、まさかケニーのこんな走りを見れるなんて、夢のようなサプライズでした
2ストマシンの乾いたエキゾーストノートは本当に気持ち音です
それぞれ4周周回してくれたGPマシンのデモ走行。もっと見ていたかったな~
四輪のデモ走行が終わるとコースストレートに見学者を集めての記念撮影
記念撮影の中央にはYZR750とキング・ケニーがいっしょに撮影
そして、この日はケニーのご婦人も同行されていました
撮影は高い脚立の上から撮りました
ヤマハのHPに掲載された写真。もうちょっと大きい写真にして欲しかった
ロバーツ夫妻がどこにいるのか、わからないよね
こっちは、レスポンスに掲載されていた写真。こっちの方が綺麗かな?
撮影が終わり、ケニーの周りはファンが取り囲み自然に握手会が始まった
誰かがサインをおねだりすると、今度はあっという間にサイン会に早変わり
中にはケニーレプリカのヘルメットにサインをもらった方も。一生の宝物ですね
帽子のひさしの裏側にサインしてもらった方たちもいました
私は購入していたケニーのポストカードにサインをしてもらいました
自然発生のサイン会は求める人が居なくなるまで続きました
20分程度の間ケニーは嫌な顔ひとつぜずサインを書いてくれました
GPライダーの神であると同時に、ファンへの神対応も半端ではありませんでした
サイン会のあと、ケニーは展示車両をスマホで撮影していました
ヤマハ発の製品バイクのYA-1もしっかり撮影していました
「神」だと思っていたケニーの人間味ある姿を見れたのはとても貴重な体験
旧い友人との再会でしょうか? ご夫婦揃っての笑顔、最高です
今回の「歴史車輛デモ走行見学会」最高のイベントでした