インタークーラー内部洗浄
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
インタークーラーの内部洗浄をマツダディーラーにお願いしました。
◾️インタークーラー洗浄に至る経緯
2024年3月中旬にエンジンチェックランプがつき、2024年3月末にEGRガス流量不足によるインマニ、EGRクーラー、パイプ、バルブ煤清掃をマツダディーラーで実施しています。
煤清掃後、2024年4月から6月中旬まではDPF再生間隔は195kmから230kmの間隔で推移していました。
清掃前のDPF再生間隔は、220kmから350km程でしたが、煤清掃により段々調子が元に戻って来ているのかなと感じていました。
2024年8月上旬のマツダドライビングアカデミーで更別に遠出したときは226km、257kmの再生間隔で長距離を走ると再生間隔の距離も伸びますが、その後一般道がメインの使い方に戻り、8月中旬から9月末は148kmから162kmのDPF再生間隔が3度連続しました。煤清掃しているのに、調子が上向かないのは何故なのか?
再生間隔が短くなっていた時に、みん友のぐれんふぃでぃっく30Yさんの2024年7月14日のブログ 近況と考察(ブローバイとDPF再生)を読み返してみるとうちのファイブくんの状態もかなり似通っているのではないかと思いました。ただ、DIYでインタークーラーを整備するのは自分には難しいので、ディーラーにお願いしてみたというのが今回の経緯となります。
https://minkara.carview.co.jp/smart/userid/3434899/blog/47839526/
ちなみに2年前の車検の際、インタークーラーの出口の油滲みでOリング交換しており、インタークーラー内部はブローバイガスにより、うちのファイブくんも油まみれなのかなと。
https://minkara.carview.co.jp/smart/userid/2624422/car/2189572/6959451/note.aspx
冒頭の写真はインタークーラーの入口 作業前の状態です。
油の滲みとインタークーラー内部のフィンが黒く汚れてちょっと詰まっているようにも見え、通りが悪そうです。
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ウッドミッツで取り扱いしているケーエムクリーン500(KMC-500)の溶液で洗浄中。20Lの水に500gのアルカリ性の白い粉のパーツ洗浄剤を溶かして、70℃ほどの温度をキープして漬け置き洗いするのが効果大だそうです。
今回は1袋使用。
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インタークーラー内部から出てきた黒い液体。その正体はブローバイミストが冷えてオイルになったもの。真ん中の白い2本の線はディーラーの整備工場の天井の灯りが黒い液体に反射して写っているという状態です。
当初、ディーラーで用意いただいていたプラスチック製の容器に漬け置きする予定でしたがCX-5のインタークーラーが大き過ぎて全体が収まらなかったため、大きい段ボール箱の中にビニール袋を敷いて、その中に洗浄液を入れ保温してみるとうまく作業できたそうで、漬け置きで汚れを分離させたとの事。
漬け置き後、純水で洗い流し、汚れが無くなるまで、洗浄→洗い流しのサイクルを数回繰り返されているそうです。
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洗浄乾燥後。フィンが綺麗になっています。
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反対側も綺麗🤩。と思ったけど上の写真をズームアップした画像かな?
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インタークーラーを縦にして、地面側の開口部から上向きに灯りをつけると反対側の開口部に光が届いているという写真です。
内部が綺麗になったことがわかります。
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今回の整備期間中の代車はいつものデミオではなくMAZDA3 レトロスポーツエディションでした。
CX-5と違いワイド&ロー。カッコいいです。室内の仕立も良かったです♪
整備の間、一泊二日借りている間に100kmほど運転しました。
何枚か写真を撮ったので後でフォトアルバムに載せようと思います。
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今回の整備代。走行距離は62,325km時点
ちなみに私がお世話になっているマツダディーラーではEGRガス流量不足によるインマニ、EGRクーラー、パイプ、バルブ煤清掃は何例も実績があるそうですが、インタークーラーの内部洗浄は初めての事例だそうです。
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マツダディーラーを出た直後。
DPF PM生成量2.0g/L
DPF PM堆積量2.6g/L 前回からのDPF再生距離は95.8km時点。
2024年4月以降 DPF再生後60kmから80km走行するとPM堆積量がPM生成量を追い越し、それ以降爆発的にPM堆積量が増え、最終的には次のDPF再生トリガーはPM堆積量が6.1g/LでDPF再生開始というのがお決まりになって来ました。
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10km程走り北大付近で。
DPF PM生成量2.3g/L
DPF PM堆積量2.2g/L 前回からのDPF再生距離は106.3km時点。
煤堆積量が0.4g/L減りました。なんかいい感じ♪
次のDPF再生トリガーがPM堆積量6.1g/LではなくPM生成量が6.1g/Lに達してDPF再生スタートになったとしたら、2024年4月以前のDPF再生の調子が良かった頃の状態に戻るので、理想的な状態になります✨
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