だい GC8 EJ207腰下組立2
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
いよいよクランクケース接合です。
2
接合に使う新品のメインベアリングと消耗品類。液ガスはロックタイト5699。
3
接合ボルトのシールワッシャーを新品にします。(全部で6本)
4
ベアリングを乗せていきます。
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これがスラストメタルが一体になったメインベアリング。
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あとは溝が切ってある幅広のベアリングが2か所、細目のプレーンが2か所です。
全部で3種類。
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ジャーナルにたっぷりオイルを付けます。
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ベアリングにもしっかり注油。
因みに、15年以上前に購入したレッドラインのアッセンブリールブです。
絶対に使い切らないだろうと思っていましたが、そろそろ無くなりそうですw
9
乗せたブロック側の1番3番のコンロッドだけ下に落とし、2番4番は上側で遊ばせておきます。
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あとは5699をケースの気密に必要な部位に塗布し、少し乾燥させてからドッキングさせます。
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2キロで仮締めののち、90°の角度締めが指示されています。
正面から向かって右サイドが4本。
左サイドが6本で、ウォータジャケット内で留めるボルトのみがシールワッシャーを使用します。
主要締結ボルトを全て締めたら、細かい残り7本を全て取り付けてシリンダーブロック接合は完了。
12
4グラム軽いGDB用のピストンピンを使う積りでしたが、やや長いことが判明。
何だよ・・GDBのピストンって少しデカいのか?
渋々GC用を引っ張り出します。
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ピストンをコンコン叩いて押していき、コンロッドの小端と合わせてピンを入れるのですが、これがなかなか難しい。
コンロッドはクネクネ動いてしまうので、ピンをコンコン押し込んでいくうちに合わせた筈のコンロッドがずれてすんなり入っていきません。
なので、オイルパン側から適当なレバーなどを押し込んでコンロッドを固定し、ドンピシャの位置から動かないようにする工夫が必要です。
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これで漸くコンロッドとピストンの結合完了。ピンサークリップもしっかり取り付けられているか何度も確認します。
中で飛ばして変な所に引っかかると最悪またケースを割らなければならなくなるので慎重に・・・。
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だんだんエンジンらしくなってきましたね。
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サービスホールのパッキンも全て交換。
白銅ワッシャーなんかは替えなくても平気だけどね。
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最後にもう一回サークリップ確認。
忘れてたらエンジンオジャンだからね。
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ケース接合、オイルパン側に小さなM6があるからね、忘れないように。
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あとは、クランクシールはもう入れちゃっていいかな。
スプリングが外れてないかしつこく確認。
(あるんだよ、外れてたことが本当に!)
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ベルハウジング側のカバー類は全て完了。
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オイルポンプ接合面にもパッキンがひとつ入ります。
シリンダーブロック接合面の黒いOリングと同一品です。
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オイルポンプと、ウォーターポンプを取り付ければシリンダーブロックの組み立ては完了です。
サーモは純正の78°のまま使用。
冬場ヒーターがぬるいのは許せないのだ。
ガッツリ温度上げたらサーモなんてどうせ開きっ放しなのでローテンプサーモって何の為にあるのかヲレには判らん。
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