熱戦、２０１０夏、K４－GP　（５００キロ耐久前半。）

リーダーミーティングの後、スタート直前までリーダーは仮眠。
徹夜の影響で気分不良。
スタート時には気分も良くなって、皆でスタートを見送った。

計器はほぼ全滅、動力は新品同様、不可解な液漏れ？、ある、特定箇所での息継ぎ。
爆弾抱えての走行である。

雨は徐々に曇りに変わり、

そう言うあっしも人事ではない。
突貫作業でコントロールタワー補佐も出来ず仕舞。
遅い昼ごはんを食べていたら、アナウンスで、

『ゼッケン１１３番！！、オレンジボール！！』

え～～～～～～～～っ！！

何やらかした！！

びっくりして、慌ててご飯を飲み込んで、のど詰める所だった。

慌ててピットに自転車で飛んで行くと、
何と、
グローブ未装着で走ってしまったとの事。

安堵した途端、思わず大笑いしてしまった。

各ドライバー、コツが飲み込めて来たらしく、
先ほどの不具合の原因は、オーバーレブが原因らしい事が判って来た。
このエンジンコンピューターに付いている２つの制御装置、
速度側は強制的に解除したが、エンジン回転側は付いたまま。
つまり、第１コーナーとダンロップ出口コーナー後に
シフトダウンでオーバーレブ状態となってしまう為に安全装置が働き、
息継ぎが発生するのである。
乗り方が判ればカート乗りである＃１１３乗りの強みが発揮される。


その後は、徐々にタイムを詰めて行った。