R Magic T-REVα  

※画像は R Magic さんから拝借しました。

知り合いのみん友さんのパツレを読んで以降、ずっと気になっていた R Magic の T-REVα を、この度、遂に導入しました！

T-REVαはクランク室の内圧を下げる装置（内圧コントロールバルブ）で、その効果は主に以下の４つ。

■効果1
発進時のもたつき感が軽減される。
■効果2
アクセルON・OFF時のギクシャク感が軽減され、アクセルレスポンスが向上する。
結果、低速走行時やストップ&ゴーでのアクセルの踏み返し、コーナリング中の加減速時のアクセルワークが楽になる。
■効果3
クランクケース内が減圧される事によりピストンの動きがスムーズになり、高回転域の伸びが良くなる。
■効果4
エンジンブレーキが軽減されタイヤが良く転がることで空走距離が伸び、結果的に燃費向上に貢献する。

効果1、効果2については、街乗りでも装着後約１ヶ月でかなり体感できました♪
アクセル操作に対するクルマの追従性、つまりレスポンスがリニアになり、とても扱いやすくなりました。
また、低速域でのトルクダウン等は一切感じません。

効果3については、正直不明。
ネットで色々調べてみると、高回転時のインテークサクション内の気圧は十分に負圧となっており、結果クランクケース内の気圧も十分に負圧となる。しかし、ワンウェイと言えどもブリーザーホースの間にバルブがあれば抵抗となるので、高回転時には逆にロスが発生するという指摘も。
実際のところはクランクケース内の気圧を測ってみないと分かりませんが、高回転域での伸びについては体感できる程ではありませんでした。

効果4のエンジンブレーキですが、確かに弱くなった気がします。
ただ、ATなのであまり気にならないかな。
燃費には貢献しそうです。
まぁ、元々エンブレそんな強くないけど(^^;)

※定価は、税込み。
　 購入価格は、工賃込み。

＜余談＞
先日、ディーラーの点検時にT-REVαについて確認された内容を記載しておきます。
導入を考えている人や、既に導入している人の参考になれば。

Dの整備士に聞かれたのは、
「T-REVαがブローバイガスを大気中に排出していないか？」
という事。
聞かれた時は、自分もちゃんと確認しておらず、T-REVαの仕組み上、絶対排出していないとは即答できず、R Magic の大原さんに確認を取りました。

確認の結果、

T-REVαは、ブローバイガスを100％エンジンに再循環させており、大気中には一切排出していない。
装置についているフィルターは、排出ガスの触媒的なものではなく、クランク室の内圧が下がりすぎてしまった時に、内圧を戻すため外気を吸気する際のフィルターである。

という事でした。
よって、車検にも適合している商品です。


【2022.04.28 追記】
色々と検討した結果、オーバーホールのタイミングで T-REVα を取り外しました。
街乗りでは確かに効果があるのですが、サーキット走行においては効果をあまり感じられず、オーバーホール代と天秤にかけて、外す選択となりました。

また、よく言われる T-REV のデメリットを考慮すると、私の場合は付けない方がメリットが大きいと考えました。

もちろん街乗りでは効果があるので、街乗りでレスポンス等に不満がある方は試してみる価値はあると思います。