(仲間内メモ)本気走行用装備検討9
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ローラー式の馬力測定装置では。
駆動輪の軸出力
(パワーグラフの正の値)
だけでなく
ロス馬力
(パワーグラフの負の値)
の両方が測定可能でして。
正の値の絶対値と負の値の絶対値
これらの合計が概ねエンジン単体の
出力と言われています。
燃料のインジェクター開度などから
計算される馬力も、このエンジン
単体の出力に近いようです。
(これらを比較することにより、
セッティングの妥当性を検証可能)
前述のロス馬力は
エンジン内部パーツの抵抗
駆動系の抵抗
その他部品の抵抗
ギヤ比(ファイナルギヤなど)
エンジンオイル、ギヤオイル
こういった物の違いでかわって
くるはずですが。
もし、意図的に機械的なフリクション
を下げるようにエンジンやミッションを
組むことができれば。
(クリアランスの設定や表面処理の
工夫などで実施)
ロス馬力が減って、その分、駆動輪の
軸出力が増えそうに思えます。
エンジン単体の馬力は同じでも。
ロスが減って、駆動輪軸出力が
増す。
要するに地面を蹴る力はアップ
するので、加速性能がより良く
なる。
こんなことが期待できそうです。
しかし、現実にはエンジンや
ミッションを何度も組み替えて、
比較テストをすることなんて
むちゃくちゃ困難で、不可能に
近いです。
でも。
エンジンオイル
ギヤオイル
を交換したり。
添加剤を試すことは、それほど
困難なことではありません。
耐久性に問題が出ない範囲で
粘度を下げたり。
摩擦を低減する添加剤の追加を
すれば。
ロス馬力は減らせるかもしれません。
今まで僕は馬力測定結果の総出力か?
駆動輪軸出力しか気にしてこなかった
のですが。
わざわざお金をかけて、何度もシャーシ
を回してロス馬力を減らす工夫を、
今さらですがやってみたいと思うよう
になりました。
オイル以外でできそうな工夫は。
オルタネーター
(バッテリーを満充電にしておき
馬力測定時や本気走行時には、
できるだけ発電しないようにする。
効率の良い物に交換するなど)
パワステ
(パワステレス化あるいは電動
パワステ化)
ウォーターポンプ
(電動ポンプ化)
エアポンプ、エアコン
(削除、これは実施済です)
これらについては、やる気になれば
できそうな気もします。
(ただし電動化は気をつけないと
大きな副作用もありますので、かなり
気をつけないと点火や燃料吐出量に
影響が出ます)
こういったロスを減らす努力も
可能な限り、トライしてみたい
のですが。
ロス馬力計測を利用して、本当に
やってみたいことは。。。
エンジンブレーキの効き具合調整
だったりします(謎)
続く。。。
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