目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
3連メーターは、左から時計、燃料計、油温計となっています。このうちの時計は、いつも狂っていて役に立ちません。バッテリーキルスイッチを常用するからなのですが、コンセントのない賃貸駐車場ではバッテリー充電器は使えず回避できません。また、レーダー探知機と車載Androidが正確な時間を知らしてくれるので、時間を合わせる気にもなりません。
一方で、355には電圧計がありません。走行中のオルタネータ故障は十分に起こりえます。実際に別の車で過去に体験したことがありますし、最近、みんともさんが高速走行中にそれが原因で止まってしまったそうです。
ということで、役に立たない時計を外して電圧計に入れ替えるカスタムを行いました。
2
まず、3連メーターのパネルを外すために、車載Androidを外します。
3
モニタを上にずらして外して、
4
周囲を囲む黒い枠を外して本体をちょっとずつずらして引っこ抜きます。
5
1DIN固定フレームを外すため、爪を起こしてと‥‥、
6
何か引っかかって抜けてきません。後回しにして、パネルを外すことにします。
7
パネルは6か所のネジで留まっています。まず、上の2か所はここと右側対称の位置にあります。
8
真ん中のここ(左右2か所)にもあります。
9
最後に下2か所です。
10
あまり力を入れずにパネルを揺らしながらずらすと外れます。
11
時計は、ネジ2つで留まっています。簡単に外せます。
1DIN固定フレームは、特に引っかかるようなところはないことが確認できたので、シリコンオイルを吹いて、この後抜きました。
12
パネルを留めていた6か所のネジと時計の2か所のネジです。なくさないようにとっておきます。
13
外した時計です。
フランジの表側は、銀色の平型のものですが、3連メーターパネルに取り付けると、ここは見えません。
14
外した時計はVeglia製でした。ヴェリアと読むようですね。詳しくないので初めて見ましたが、イタリアの計器メーカのようです。
15
取り出した時計の寸法を確認したところ、52mmサイズのメータ類がそのまま付きそうです。52mmサイズの電圧計を探して、デジタル表示と針表示の両方があるタイプのものを購入しました。
♯買ったときは、これよりちょっとだけ安かったです。
16
固定用の輪っかに嵌めてみるとこんな感じです。
17
なんの加工も必要はなく、とくに工夫することもなく、そのままねじ止めすれば固定できました。
3連メーターパネル側とは、斜めにカットされた円錐台状のものを挟んで取り付けることになります。この円錐台状のパーツとは、メーター側の縁のフランジ(電圧計は黒の山型、時計は銀の平型)が当たるのではなく、中のガラス面の周辺の際のところにあたるようになっています。したがって、フランジの形や厚みの影響は受けません。ガラス面とフランジ裏側の厚みだけ気にすれば良いと思います。
他の52mmの電圧計も、おそらく問題なくつくのではないかと思います。
18
配線は、時計が繋がっていた4極カプラをそのまま利用して、常時電源とアースをとりました。
電圧計は通常はACCに接続するものと思いますが、ACCにキーを回すことなしにバッテリーの生電圧も計れるようにもしておこうと思い、常時電源とACCとを切り替えられるようにしておきました。
19
こんな感じのスイッチを配線して、
20
ステアリング右側の下の奥の方に取り付けました。
ケーブルは、車載Androidを取り付けた後に改めて裏に隠します。
21
切り替えも含めて、問題なく動作します。
これで、3連メーターを3か所とも活用できるようになりました。
私はざわざわ時計のカプラを利用したりスイッチを付けたりしましたが、オーディオ周りのACCに直接取り付ければ、もっとシンプルに取り付けられると思います。
22
車載Androidを戻して、ケーブルをまとめて隠しておしまい。
関連パーツレビュー
[PR]Yahoo!ショッピング
タグ
関連コンテンツ( 3連メーター の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク