予想を遥かに越えたよね

何の予想かと言いますと、


ガソリンの値段です。
実は3年ほど前、候補の車はどんなのにしようかな、というのが固まりつつあった時期ですが（当時は今より遥かにセダン思考が強く、中古でサニーVZ-R等を狙っていたがそこから今の選び方に変わり始めた時期だった）、
その時に、
ん～きっと買うときにはハイオクは160円にはなるだろうな、
と思っていました。まあその為に設計の古いVZ-Rを外し、現在の形になったと言えます。

中国やインドの経済成長で石油の供給が間に合わなくなって来るのは見えてましたので。
中国はかつて石油を日本に輸出していましたが今は昔の話で今は輸入国。
オイルショックの教訓から脱中東を計りインドネシア等から石油を輸入して安定をしていたのも過去のはなし。
インドネシアは硫黄の少ない良い石油を産出しますが今は自国でいっぱいいっぱい。こちらも輸入国になりました。
そんな訳で中東依存度はオイルショック前に逆戻りしてしまったのです。それプラス中国インドの経済成長だから原油の値段が上がらないわけが無い、といったあんばいです。

当時からそう思いハイオクは160円を予想しましたがレギュラーが160円になってしまいましたからね。
将来的に原油価格が下がることは無いでしょう。わずかに希望を見出すとすれば、ブラジルがOPECに入ろうとしていますが、入らずにOPEC対その他の対決図式が出来上がること、かな。

私の場合は車の燃料はガソリンにはこだわってはいませんが今は現実ガソリンしかない、といった所です。
トランスミッションを積み、ギヤチェンジする車であるには電気では駄目、とは思っています。つまり内燃機関ならいいということです。
バイオethanolでも水素でも何でもいいです。とにかく今よりクリーンで環境に優しく、かつパワフルな走りが出来れば言うことなしですね。


※ バイオエタノールが本当に環境保全に役立つかは現時点では分かりません。原料の植物を育てるために莫大な水と肥料を使い、さらにエタノール製造行程でエネルギーを使います。それは化石燃料を使った火力発電からも来るのは言うまでもありません。
ただ、今はそうだったとしても将来もずっとそのような流れで製造されるかは分からないので将来的には真のクリーンエネルギーになるかもしれません。