2013年01月22日
<よもやま話>インフレだとかデフレだとか
ARNING!! WARNING!! WARNING!! WARNING!! WARNING!!
このブログは、いつもとは違う方向性で書かれています。
「おい、なんか悪いものでも食べたのか?」と思われる
方もいらっしゃるかもしれませんが、そこは生暖かい目で
見守ってやってくださいwww
ING!! WARNING!! WARNING!! WARNING!! WARNING!! WA
学生時代にマクロ経済をかじった身として、
今のアベノミクスにはたいへん興味があります。
で、アベさんがやろうとしているインフレターゲット2%ですが、
簡単に説明すると、
以前100円で買えたものが今は102円。
というもの。
で、そのためにすることが金融緩和なんですが、
なんで金融緩和が物価に影響するんじゃい?と言うと…
ものすっごく単純かつ乱暴な例で説明すると、
昔:財布に20,000円入ってる。レガリスKが35,000円だから買えない。(´・ω・`)
今:財布に40,000円入ってる。レガリスKが35,000円だから買える!(`・ω・´)
と、いう具合です。
ゑ?分からない?(´・ω・`;)
もう少し具体的に説明すると、
手元のお金が増えれば、使うお金が増える。
↓
使うお金が増えれば、より品物が売れる。
↓
品物が売れれば、値段を上げても大丈夫。
という、『風が吹けば桶屋が儲かる』みたいな話になっているんです。
本来物価と言うのは、
矢不オクみたいに欲しい人が多ければ値段が上がる仕組みになっていて、
みんなが買いたいと思えば高値がつくんです。
その前提があって、インフレターゲットというものがあります。
ここで重要なのは、単に物価が上がるということが目的なのではなく、
みんながお金を使ってモノを買ったことによって物価が上がることなんです。
単純に物価を上げようと思えば、極端に円安すればいいんです。
日本はものの大半を輸入してる国ですから、円安にすりゃすぐに物価が上がります。
でも、それは儲けにつながらないんです。
みんなが品物を買い、品物が少なくなるから値段が上がる。
これを目指しているんです。
これだと、品物を売っているお店が儲かります。
まぁ、この辺がうまくいかなかったから不景気なんですけどね。
手元のお金が増えて貯金に回してきたのが今までの日本で、
そんなことをされたら、当然景気なんて良くなるはずがないです。
品物が売れていても、その理由が『安いから』では値段を上げた途端に売れなくなり、
物価が上昇する理由にはならんのです。
ここらへんが難しいところだと思うのですが、
結局のところ、日銀は『造幣マシーン』でしかなく、
日本円を発行するor日本円を隠すの2つしか金融政策なんてできんのです。
つまり、日銀は『手元のお金を増やす』ことはできても、
『お金を使いたいと思わせる』ことはできないというわけですよ。
不景気の原因は、とりもなおさず、みんながお金を使わない(使えない)から。
そのため、政府は必要な(中にはあやしいものもありますが)インフラ整備と称して、
公共工事をやって、まずは土建屋にお金を流し、
土建屋の儲けが社員の給与として支払われ、
社員が羽振り良くお金を使えばお店が儲かり、
お店の儲けが…
と、やってきたわけですよ。
公共工事全部が悪いわけじゃないんです。
みんながお金を使わない(使えない)から、政府が代わりに使っているんです。
この政策の問題点は、
『社員が羽振り良くお金を使えば』という部分が欠けていたこと。
この例で言えば、土建屋の社員が増えた給与を貯金に回せば、
そこで公共工事の効果は止まってしまいます。
だからこそ、みんなが景気よくお金を使うような政策が必要なんです。
ETC1,000円が復活すれば、もっと出かけるのになぁ…
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Posted at
2013/01/22 08:31:19
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