インタークーラースプレー用タンクへの自動補水システム(03/11)

続けて、水位センサーの電極部分を作ります。

電極には0.9φのステンレス線を使用することにしました。ステンレス線の先端はカギ状に折り曲げ抜け止めとし、ここにリード線を絡めて、ステンレス用フラックスを使用してはんだ付けします。

ステンレスにはそのままでははんだ付けできませんので、ステンレス用のフラックスを使用しますが、このフラックス、強い酸ですので、使用後はアルカリ性の薬品で中和しておかないと、はんだ付けしたリード線が酸で腐食してしまいますので注意。

※こちらのフラックスは、決して、電気・電子部品のはんだ付けに利用しないようにと注意書きがあります。

はんだ付けが終わりました。はんだ付け部分の中和処理も済ませてあります。ステンレス線の電極部分は3cmにしました。

ABC製丸パイプを適当な長さ(5cm)で切り、シリコンチューブを用いて、L型ニップルを接続します。

上記で接続したABS製のパイプと電極を対向・耐熱のタイラップで固定します。

このあと、はんだ付け部分とタイラップでの固定部分を丸ごと樹脂で固めて、防水性能を確保します。

センサーにはギボシ端子を接続しておきました。

今回のインタークーラースプレー用タンクへの自動補水、とは直接関係がないですが、ついでに、オイルクーラーを強制冷却する際の制御に用いる温度センサーにもギボシ端子を取り付けておきます。