目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
やっちゃいましたorz
夜の見通しの悪い十字路を曲がって
狭い路地に入ると対向車がこちらが通るのを待つ様に止まっていました。
サンキュ~ね♪と、すれ違う寸前で
何をトチ狂ったのか、いきなりグワッ!と発進して
建物のスロープを避ける為
こちらの領域にハミ出してきました!
ちょっ!Σ ( ̄□ ̄;)!!危ねっ!
慌ててハンドルを左に切って道脇の草むらに入ると、
なぜか反発して右に戻されました。
????( ̄o ̄;)
何?さっきの???音や衝撃無かったけど・・・
やっちゃった??(*_*;
そわそわしながらようやく駐車出来る場所で確認すると・・・ガリってました(TロT
あと2~3秒待ってればそのままスィ~と行けたのに
それも待てねぇのかよ・・・(-_-)愚痴りたくなる
さっきの場所に戻って確認すると、
ここから先は俺の私有地だ!と言わんばかり
道と私有地の境目ギリギリ
脇の草むらの中に軽の鉄チンが4つ・・・
こんな所に置かないでくれよ・・・(ToT)
※場所によって漬物石の様なデカい石が
道端に置いてある家も・・・うちの田舎だけ?
まんまとトラップに掛かってしまいました・・・。
※写っていませんがさらに下側のスポークもガリってます
2
次の日。(-_-はぁ。。。凹んだ気分で
ガリった左前ホイールをアパートで修復作業しようと
白線からはみ出て通行の邪魔にならない様に
ギリギリまで寄せようとした時、
横着してドアミラーを畳んだままバックしたら
アパートの縁のコンクリに右後ろを
ガリガリ!と追い打ちで2日連チャン
左前、右後ろの2本
ガリってしまいました・・・orz
もう笑うしかない・・・(T▽T呪われてる
3
プロに任せるのが確実ですが、
高いのでお約束のDIYで修復作業に掛かりました。
幸い、塗装ホイールなので黒部分はなんとかなりますが、
問題はスポークの銀部分です。
銀部分はホイールを回転させて
ダイヤモンドチップで細かい切削線を付けて
独特のツヤが出る状態にしてから
クリアでコートする方法なので
DIYレベルではまず完全再現はムリなので
いかに誤魔化しが出来るか?
が問われます( ̄~ ̄;)う~ん
※設備がある修理業者は切削するみたいですが
無い業者は色を調合して塗装でごまかす様です。
とりあえずDIYでは塗装するしか道が無いので
塗装修理していきました。
被害状況を見ていくと
ガリキズで削れた場所の他に、
えぐれてバリの様に盛り上がった箇所が
ありましたので、目の細かい金属ヤスリで
削りました。
4
関係ない部分に余計なキズを付けない様、
マスキングをして
キズ部分を#400で足付けして、
シリコンオフで脱脂してパテを盛りました。
今回はガリったものの深さ1mm以下だったので
2液のポリパテを使いました。
5
ポリパテを盛った頃から
やる気スイッチが断線して
気が付けば一年間も熟成させてました ( ̄▽ ̄;)
紫外線に晒されてポロポロと変質していたら
削り取ってもう一度盛ろうかと思いましたが
思いの他良さそう?と思いましたので
このままでいきました。
上記と同様、関係ない部分に余計なキズを付けない様、マスキングをして
木片で当て木をして#400で凸凹や形状を
整えていきました。
6
指の感触で凸凹を確認して
キズが直ったら#600→#800と
磨きキズを細かくしていきました。
7
キズが直っているか確認する為、
ウレタンサフをエアブラシで塗装していきました。
まずはベタベタ触りまくりで手脂が付きまくりなので
シリコンオフで脱脂しました。
スプレー塗装の特性上、どうしてもキズの周辺に塗料が付いてしまいます。
キズの部分だけ足付けして塗装しますと
足付けしていない部分に付いた塗料が
ペリペリと剥離して
連鎖的にキズ補修した部分も
塗膜を持っていかれますのでキズ周辺も大きめに#1500で足付けして
カーブやエッジ部分の境目でマスキングして
マスキング部分に大量に塗料が掛からない様に
キズ部分に狙いを付けてピンポイントで塗っていきました。
※マスキング部分に大量の塗料が付いて
塗膜の段差が出来ると段差を取るのに
必要以上に研磨して元の塗膜を痛めるので
8
ベタベタ触りまくりで手脂が付きまくりなので
シリコンオフで脱脂後、サフを塗装しました。
タイヤ側からホイール側に向けて塗ると
余計な所に塗装ミストが掛かるので
ホイール側からタイヤ側に向けて塗装しました。
9
キズ直しOK!ヨシ!(ビシッ!)と、
思ってもサフ吹くと
キズ埋め不足や整形不良で形状が全然出ていないなど
アラがメッチャ出てきます ( ̄◇ ̄;)
・・・老眼になって、
ますます顕著になってきました(T▽T
10
アラが出ているところは
サフ塗装後1時間ほど乾かして
手直ししていきました。
整形不良で形状が全然出ていないR部分は
棒ヤスリの持ち手の円柱部分に
ペーパーを巻いて整形していきました。
※今回は#1200のスーパーアシレックスという
板金屋ご用達の
目詰まりしにくいペーパーを使用しました。
11
深い穴はパテですと完全乾燥に時間が掛かる上、
肉瘦せしてまた凹んでくるので、
時短でキズにアロンを付け、アロンを即硬化させる
モノタロウの瞬間接着剤用 硬化促進剤で硬化させてキズを処理しました。
その後ちゃんと仕上がっているか
脱脂後、再度ウレタンサフを塗りました。
12
13
色のトーンが明るいのでトーンを落とそうと、
ダイヤモンドシルバーに
Mr.カラーのスーパージュラルミンを20%ぐらい?混ぜて
トーンを落としてみました。
14
塗ってみたのですが、パッと見は合っても
ジ~と見るとやはり切削模様があると無いで
完全には合わないので
カーブを起点に少しづつ色を濃くして
グラデーションっぽく塗りました。
15
黒部分を塗っていきました。
シルバー部分は薄く塗ったものの
マスキングの跡が付くとイヤなので念の為
丸一日乾燥させてから
シルバー部分をマスキングしました。
16
脱脂してラッカーの黒をホイール側からタイヤ側に向けて
ピンポイントで塗っていきました。
17
塗装後、生乾きの内に銀部分のマスキングを剥がし
昼飯など取りながら2時間ほど放置しました。
エアブラシ塗装で薄く塗ったので、
もう乾いたかな?と思い
そのままウレタンクリアを塗っていく事にしました。
マスキングで段差が付くのがイヤなので
マスキングはなるべく少な目にしました。
キズが無くて補修していないけれど
クリアが掛かるであろうと思う部分を
#1500で足付け+脱脂しました。
※単色系(今回の場合黒)は色剥げしない限り足付けしても大丈夫ですが
クリアが上にコートされていないシルバーやパールなど粒子が入っている色は
擦ると変色しますので足付けは避けました
18
着色は薄く塗りましたが、
最後のウレタンクリアは少し厚めに
マスキング部分にはなるべく掛からない様に塗りました。
厚く塗ったので境目部分にミストかぶりで
周辺がザラザラになりましたので、
ウレタンクリア5%、ウレタンシンナー95%の
ほぼウレタンシンナーを吹き付けてザラザラを
溶かして馴染ませました。
19
塗っている最中、黒がちゃんと塗れておらず
色が透けているのを発見(*_*;
20
手順をさかのぼって
ラッカー黒を塗りたいところですが、
塗料の特性上、ウレタンクリアの上に
ラッカーを塗りますとチヂミという現象が起きて凸凹になります。
今回、家にウレタンクリアに混ぜる事が出来る
黒の着色剤があったので急遽着色剤で黒色のウレタンクリアを作って対処しました。
・・・老眼ホント、イヤになりますorz
21
また時間の都合で一週間放置してから
部分塗装の境目を処理していきました。
境目を#3000で馴染ませてコンパウンドで磨きキズを消していきました。
ミニルーターを持っていましたので
バフを付けて磨いていきました。
22
こんな感じになりました。
23
ただ、やっぱり失敗も・・・(*_*;
引っ搔いてしまって塗膜の部分ハゲを作ってしまい
剥離の段差が気になってツメでペリペリと
引っ掻いて
連鎖的にこうなってしまいました(*_*)
またやり直しですが、萎えてしまってそのまま放置です。
いつやるか分からないですけどまた何かある時にでもやり直しします
24
シルバー部分は最終的にこんな感じになりました。
ジ~と見られると塗っているのが
バレてしまいますが、
パッと見ならスルーされそう?
25
うまくいかない所もありますが、
とりあえず完了しました。
補修は終わったものの、
黒なので全体的にコキズやクスミなど
見た目がお疲れになってきてるのが
気になります( ̄~ ̄;)う~ん
何時間掛けて苦労して洗車しても
雨降ればすぐ汚くなって苦労が水の泡になるので
洗車は極力したくない洗車大嫌い人間なので
因果応報なのですが・・・(^^;)
洗車を頻繁にされている方は
スゴイなぁと思います。
磨きキズ消し研磨で
部分的にキレイになっているので
4本あって大変なのですが
全体を研磨をしてリフレッシュさせようかな?
なんて思っています。
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