
ようやく復活です。
あっ、これボクのクルマです。
ずっと入院していたんです。
トラブルではなく事故。
50トンのクレーン車に追突され、見事屋根がバリバリに。
クレーンの先端が、ルーフをバリバリに破きながら、天上の内装を通して頭をグイグイ押してくる感覚…生きた心地がしませんでした ^_^;
そもそも事故を起こしたなんて恥ずかしくて人に言えないことなんですが、
さらに保険ガイシャに問い合わせたところ、ぼくのほうが過失割合が大きいことになっていたんです。
ボクが右側へ車線変更したため、そういう処理になっていたらしのですが、これはまったく納得できない判断です。
場所は首都高の向島線と外環の合流地点の先。
事故のマニュアルでは、右側への合流というのは、
合流車線から本線への合流によって起きた事故という事例しかなく、それをボクの事故例にも強引に当てはめているんです。
けれども外観と6号向島線は両方とも本線。しかも事故当時は渋滞中で、クルマが動いたり止まったりという超スロー走行。
この先で東北道方面と常磐道方面に分岐するため、ここを走るクルマは車間を見ながら右から左車線へ、左から右車線へとクルマが交差する道路なわけです。
どちらが本線ということはないと思うんですよね。さらに言えば小菅の出口が右側にあるという変則的な道路です。
当然ボクも他のクルマと同じように車間を見ながら車線変更したわけです。
すると、合流してしばらく経ってから「ガリッ! バリバリバリッ!!」とものすごい音と振動。
一瞬なにが起こったのかわからなかったのですが、そのうち何かが頭を押さえるように後ろから前へ。
振り返るとタダノ社製50tクレーン車が真後ろに…。
しかもこのクレ-ン車、走行中はそれほどクレーンが前に出ていないんです。
もちろんこんなデカイクルマですから、合流のときには、そこにデカイクルマが居るということはわかっていたし、車間があいていたからこそウインカーを出して入ったわけです。
強引に割り込んだり、50トンのクルマの前で急ブレーキをかければ、どうなるかは誰だってわかります。
まあ、そんなわけで事故の判断にまったく納得がいかなかったので、保険会社の担当の女性としばらくやり取りをしたのですがまったく埒が明かず。
結局、事故調査会社に再調査してもらうことに。
そして調査会社の担当者と実際に会って事故の経緯や状況を説明したのでした。
すると、最後に
「ウッキーさんはこの事故をどんな事故だと考えているんでしょうか?」
と問われたので、「ボクは追突されたのだと認識しています。」
といったのです。
すると、
「私のほうから事故の内容を誘導するような言葉は言えないので、最後まで言いませんでしたが、ウッキーさんの口から追突事故という言葉が出ましたので私も申し上げると、この状況から判断しまして、私も単純な追突事故だと思います。」
というふうに調査会社の担当の方も言ってくれたのでした。
だからどうした、っていう話なんですが…。まあ、事故を起こしたこと自体は変わらないし。ただウッキーとしては、自分のミスで事故を起こしたとは到底思えず、納得できなかったのです。
自分だけが自分を信じていればいいじゃないか、と思われる人もいるかもしれませんが、大切なのは、自分がどう思うかではなく、
第三者機関の専門の方が客観的な判断をしたとき、どういう判断をされるのかということなんです。
その言葉で今回の事故に関しては救われた気がしたのでした。
事故調査会社の方の話によると、
杓子定規な事故処理によって、不当な判断をされる事故ケースは決して少なくないという事でした。
この話は、ブログにアップすべきかどうか悩んだのですが、自分的に心の整理がついてたのと、クルマが見事にきれいに修理されてきたので、とりあえずアップすることにしました。
もしかしたらあとで削除するかもしれませんが…。その際は悪しからず。

リヤウインドウからの写真です。リヤ中央あたりからクレーン先端が入って、ドライバーの頭上に向けてこんな風にやられたんです。
左から右への合流中に接触したのなら、傷は右よりから左側へ抜けているはず。この傷跡だと、すでに合流を終え、直進状態か、左側に動いている。あるいはクレーン車が左から右側へノーズを振りながら接触してることを示しています。
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クルマ | 日記
Posted at
2009/03/02 17:16:20