車検証に「前980Kg、後990Kg」で車重1970Kgと表示されている新ミドリーヌ号(ALPINA D3S)ですが、カタログだと1940Kgです。サンルーフをオプション装備しているのでプラス30Kgですがオプションの20インチ鍛造ホイールだと逆に約14kg軽量なので合計1956Kg?本当のところはどうなのでしょうか。
ちなみにLCI後のカタログでは2020Kgとなっておりドイツ本国のカタログと一緒ですが、基準が変わったのでしょうか。ドイツ本国ではLCI前は2010Kgでしたが、LCIでどこが10Kg重くなったのかちょっと興味がありますね。
ところで最近断捨離のために本棚などを処分するのに近くの環境美化センターに直接持ち込むために出掛けたのですが、受付所が計量エリアになっており、同行の助手席の姫に降りてもらって窓口で手続をしてもらいました。その後で搬入エリアで本棚や大きなプラスチック板などを廃棄してもらって、元の受付エリアに戻りました。
手続終了で廃棄代金(10Kg当たり30円!と格安です)を支払おうと思ったら「最初に手続した人が来て下さい」と言われてしまいました。搬入前の手続き時に計量し、廃棄して戻ってきた時に再計量する事で廃棄物の重量を測っているのですね。
結果は「2020Kg→2010Kg」で10Kgの廃棄物扱いになりました。と言う事は、自分一人で乗った車重も計量してもらった訳ですね。
燃料タンクには22Lくらい残っている感じでしたので空タンクでの車重はざっと2010-65-19=1926Kgという計算になります。車検証の1970Kgよりは大分軽いですが、軽油満タンならプラス50Kg前後の増量になるので、車検証の重量は満タンでの計測値でしょうか。
ドイツ本国のカタログだとALPINA D3Sツーリングの車重は2010Kgですが、これは燃料90%充填で68Kgの乗員と7Kgの荷物込みという条件なので、差し引きだと1890Kgになります。これにサンルーフの30Kgを加えると1920Kgなので、新ミドリーヌ号の車重1926Kgはホイールの軽量化プラス後付けTVチューナーやHarman/Kardonのサラウンドシステムの増量分や車内のペットボトル(笑)など含めるとほぼ正確でしょうか。
スーパーカーブームの折にはランボルギーニのカウンタックは車重1065Kgなんて書かれてましたが実際の車重は1500Kg超だったみたいでかなりサバを読んでいたのに比べるとほぼ正直なカタログデータですね。さすがアルピナです(爆)。AUTOCARの詳細データテストでは車両重量が公称値の1865kgに対して実測で1880kgだったのでほぼ合格ですね。他のメーカーだと両者の開きが数十Kg〜100Kg以上のものも結構あるのに比べると真面目です。
ちなみに、2回目に一人で搬入しに行った際はほぼ同じ燃料の残量で1950Kgになったので、19Kg引くと1931Kgですね。多分この秤は10Kg単位で四捨五入しているかもしれません。
御自分の愛車の車重を知りたければ粗大ゴミを出しにいけば手数料30円で測ってもらえるので(爆)、興味のある方は試してみてはいかがでしょうか。
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2023/02/14 06:33:31