ディストリビューターキャップとローターの清掃
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
プラグコードの不調がきっかけでディストリビューターも覗いてみることにしました。
ディストリビューターはプラグコードの根元、コイルからの電気を4本のプラグに分配するパーツです。
検索して調べてみるとジムカーナ競技をやられている方など、このパーツを交換や清掃しただけでトルクが新車状態に近づいたなどと体感されている様子で、私も気筒の不調があったので、清掃してみる価値はあるかと思いました。
必要な工具は、8mmメガネ(スパナでも)、+スタビードライバーだけですが、作業するには邪魔になるホース類も多少外す必要があると思いますので、それらを外す工具が必要となります。
最初にプラグコードを4本とコイル側1本を抜くのですが、いずれもカプラーで留まってます。
通常のカプラーなら爪を押しながら抜いたりしますが、このカプラーは反対に爪を引き上げます。(私は最初わからなくて無理矢理引っ張ったりしてカプラーを割ってしまいました)
指でやると手を痛くするかもしれませんので-ドライバーなどで引っ掛けたほうが簡単です。
プラグコードを外したらディストリビューターキャップを留めてある8mmの六角ボルト2本を外すのですが、ボルトを落としやすいので注意です。ここからは素手で作業した方が良さそうです。
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ディストリビューターキャップを外すと赤いローター部分が現れます。
このとき、ゴムのOリングがキャップに付いているかディストリビューター側に付いていますので無くさないように注意です。このOリングはパッキンなので重要だと思います。
+スタビードライバー(通常のドライバーではスペース的に作業が困難だと思います)でローターの左右2個の穴の中、なべネジがありますので外します。
このネジは上から全く見えないし、小さくて落としやすいので要注意です。
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ローター部分を外すとディストリビューター本体が剥き出しになります。
本当はこれも外して点検した方が良いのでしょうが、そこまでやるには専用のSSTなどが必要になると思います。
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画像は清掃前のディストリビューターのローターとキャップです。
ディーラーのメカニックの方にもアドバイスをもらいましたが、清掃はキャップとローターの金属部分をブラシなどで軽く磨き、放電のカス?などを落としてあげれば良いそうです。
他には乾いたウエスでケースの汚れを落とすこと位しかできません。
私のは恐らく17万キロ近くノーメンテナンス?だったと思われますので、本当は新品に交換した方が良いのでしょう・・。
しかしながら、見た目には少し金属部分がギザギザと溶けている部分もありましたが、それほど酷い状態にも見えませんでした。
(本当は5万キロ毎に点検か交換が望ましいそうです)
清掃が終了しましたら逆の手順で組み付けます。
最後にディストリビューターキャップに表記されている番号とプラグコードの番号を合わせておしまいです。
(ホース類を元に戻すのもお忘れなく)
さて、エンジン始動でどうなのかと思いましたが、またもやどれかの気筒が不調な様子・・・。
走行したらすぐに不調は治まりましたが、これも放電カスか何かが原因だったのか??
清掃の効果があったのかどうか分かりませんが、アイドリング時の車内の振動も大きくなり、元気良い感じに?
(もしやトルクアップしたのか?笑)
レスポンスに関しては前回にプラグコードを新品に交換した時に体感してしまったので何ともですが、何か変わったと期待してみたいと思います。
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