自動運転バス
平塚市、神奈中と実証実験
来年1月から本格実施
平塚市は11月から、地元バス事業者の神奈川中央交通と自動運転バスの実証実験を始める。平塚駅南口の既存バス路線を使い、当面は運転手による手動運転で準備運行を行いデータを収集。1月下旬から本格的な実施を予定している。
市によると、神奈川中央交通と自治体による路線バスの自動運転実証実験は初の試みという。同社が運行する「平15系統」(平塚駅南口〜すみれ平〜平塚駅南口)と同様の区間で実施し、走行距離は約4・3Km。路線バスと同等の全長約11mの専用車体を利用する。
実験は、システムがハンドルやアクセル、ブレーキ操作を自動で行い、安全確認などシステムの対応範囲を超えた場合に運転手が対応する「レベル2」の段階。11月下旬からは運転手による手動運転でデータなどを収集し、本格的な実証実験は来年1月下旬から2月上旬まで実施する予定。市は将来的に完全自動運転となる「レベル4」での運行を目指している。
今回のルートは、車道が広く交通量や制限速度などの走行条件が異なる道が組み合わされ、実験に適しているという。市交通政策課では「運行ルート内の交差点など、危険箇所の情報については平塚警察署と事前に協議し、保険会社ともリスク検証を行うなどして安全対策に万全を期したい」と話す。
ドライバー不足解消バス路線維持目指す
市が実証実験を進める背景には、バス事業者の運転手不足といった社会的な課題がある。既存路線バスに自動運転車両を導入することで、運転手の適正配置や市民生活に欠かせないバス路線の確保・維持を目指したい考えだ。
同課は「将来的には自動運転バスの運行エリアを平塚駅南口に水平展開し、バスドライバー不足の解消につなげていきたい」と期待を寄せている。
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通報20年前ならメーカーと大学等々と霞ヶ関とで試験して実用化に漕ぎつけたものを一般開放して全国利用されるのが当たり前だったのが、近年は各地方が自費でちまちまと全国で同じような検証をやるようになった。
変遷まで辿らないと政府と中央行政の凋落、「官製中抜き」は見えないが、例えれば1回中央5億円で済んだはずのものが、1億円を47都道府県で計47億円が掛かるかの構造へシフトしてしまっている。
差分の42億円が運転士不足に至らしめた構造変化の核心で、「運転士不足解消」の部分だけをアピールする話を手放しでは歓迎できない。
どこのバス会社も運転士の募集広告がラッピングされている状態。
自動運転の実証実験で解消できる問題じゃない気もしますがね。
鉄道の赤字路絵のバス路線置き換えも運転手不足でそれどころではないらしいし。
公共交通機関の未来って、一体どうなるんだろうか?
段々と自分が老人の仲間入りして、免許返納とかも視野に入れて考え始めるとどうしても他人事ではなくなる話ですからねぇ。
地域のコミュニティバスとかにお世話になる時代には、どんな未来が待っているのやら…。
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乗り物 | 日記
Posted at
2023/11/11 23:23:58