Tales of 20th Anniversary Animation『テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス』
「テイルズ オブ」シリーズ15作目、情熱が世界を照らすRPG『テイルズ オブ ゼスティリア』のTVアニメ版です。
と言っても『テイルズ オブ ゼスティリア』は既にアニメ化されております。『ザ クロス』はTVアニメ版としてのリメイクでもあり、次作品『テイルズ オブ ベルセリア』と交差(クロス)させ繋ぐ作品でもあります。#5で『ベルセリア』の序章が描かれましたね。しかも『ゼスティリア』の主題歌Superfly『White Light』が使用されるとか、ちょっと感動してしまいました。。
『テイルズ オブ』シリーズはゲーム内のアニメーションがしっかり作り込まれており、有名アーティストが各主題歌を担当しているのも特徴ですね。私はプレイしたことありませんが、それくらいは知っておりました。
『テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス』に関して私の場合ゲーム版で何があったかは問題ではなく、シリーズのアニメーションパート同様ufotableによる制作である事が重要で、荘厳で奥深い味わいの映像が感動的な作品として堪能しております。
そのエンディング主題歌
fhána 『calling』が2016年8月3日(水)に発売されました。
fhánaのシングルとしては珍しいバラード曲ですが実は16分なのにスローに聴こえるように作られており「fhána」らしい拘りがたくさん詰まっております。
12弦ギターのアルペジオから始まるイントロから独特な世界観に引き込まれてしまうこの曲ですが、TV版の90秒尺では全く面白くない曲になってしまっていますね。
『calling』とは「使命」という意味だそうです。使命を持って旅をする途中、ひと時の休息。正しく音楽を届ける使命を果たす旅を続けている今の「fhána」そのものですね。
MVでは4人が同じ空間に居るはずなのに互いの存在を認識していない事を表現しております。これは『テイルズ オブ』シリーズが敵味方、主人公関係なく同時系列の別世界を描いている事に由来していると思っているのですが、「WWWL」の世界観にも通じるものと捉えております。
作品の旅は決して平穏な旅ではなく戦いの旅な訳で、この曲をよーく聴くと実は16ビートのリズムが終始刻まれているのが聴こえてきます。
しかしこれ、意識しなければどうという事は無い程度の音量なので再生環境によってはハッキリ聴こえず、TV版で面白くない曲と言ってしまう原因にもつながっております。あえてこういう2面性を持たせる意味、ふぁなみりーならばすぐに気付きますよね。
私はこの曲『calling』に隠された音をしっかりと聴く為に、最近導入したばかりの装備を整え直してしまったくらいです。
AK70 × ORB Clear force × FitEar Parterre+ × SpinFit
AK70のエネルギッシュで解像度の高いバランス、密度が高く澄んだリケーブル、澱みの無いピュアで伸びやかなイヤホン及び相性の良いと思われるイヤーチップ。
これで聴く「fhána」(特にハイレゾ音源)は思った通り相性バッチリでした。今まで聴こえなかった音が感動的にハッキリ聴こえ、しっかり沈み込む下から上までスーっと通るようなフラットに再生してくれます。towanaちゃんの声をちゃんと聴けるイヤホンってなかなか無く、籠るか刺さるかどちらかになってしまうのがほとんど。これはライブで聴くtowanaちゃんの声に近いです。「Parterre」の名は伊達じゃない!
さすが関係者が推すだけあります。(結局そこw)
いや、それどころか私が好んで聴いているアーティスト全般に素晴らしく激変しました。特に『Million Clouds』なんて背筋がゾクっと・・・気付いたら涙が。。。
・・・と、今回はそのハナシじゃありませんね(^^;
『calling』には「アーティスト盤」「アニメ盤」の2種類があります。
『calling』(アーティスト盤)
1. calling
作詞:林 英樹 作曲:佐藤純一 編曲:fhána
2. Relief (Japanese Ver.)
作詞:林 英樹 作曲:佐藤純一 編曲:fhána
3. calling -Instrumental-
4. Relief (Japanese Ver.) -Instrumental-
『calling』(アニメ盤)
1. calling
作詞:林 英樹 作曲:佐藤純一 編曲:fhána
2. アネモネの花
作詞:林 英樹 作曲:yuxuki waga 編曲:fhána
3. calling -Instrumental-
4. アネモネの花 -Instrumental-
九十九里で撮影されたマジックアワーが何とも素晴らしいですね。アートワークも自らディレクションしている佐藤さんのセンスがどちらも光ります。
この2枚、収録されているカップリング曲が違います。当然両方購入しましたが、リッピングはせずハイレゾ版を聴いています。
アーティスト盤に収録されている『Relief (Japanese Ver.)』は2ndアルバム「What a Wonderful World Line」に収録されている英語曲『Relief』の日本語版です。
『Relief』は世界からも認められ始めた「fhána」の世界戦略曲というか、世界中の方にfhánaの曲や想いを直接伝えたい為に作られた曲であり、アルバムWWWLのコンセプトを元に作られた歌詞を英語に訳したものです。この英語がまたtowanaちゃんの声や歌い方に凄く合っているんですよね。本人も歌いやすいと言っています。
今回の日本語版は、単純に日本語訳という訳ではありません。オリジナルは当然、英語に合わせた曲ですし、曲に合わせた英語です。同じ曲に日本語訳を乗せても全くおかしなものになってしまいますので、曲に合わせた日本語に直していますが、同様な内容でもかなり違った印象になっています。
アニメ盤に収録されている『アネモネの花』はRPGの最初の町で流れそうな曲イメージだそうですが、fhánaとしては珍しく生楽器をふんだんに使用したアナログ感ある曲です。クラップやコーラスなど、ライブで絶対に楽しい曲ですね。
という訳で、生で聴いてきました♪
前作に続き横浜クイーンズサークルです。最近ここを使用する方、増えてますね。私にとっては地元過ぎて良くもあり、悪くもあり・・・(てか、もっと悪いのはタワレコ横浜w)
平日でしたが、仕事帰りに寄れる場所です。
今回は「あえて」上から観戦。近くで盛り上がるよりも全体を見渡して誰がいつどの音を奏でているのか確かめたかったのです。接近戦はいつでも出来ます。
しかしまぁ、意表を突かれましたよ。まさかこんなマニアックなセトリで来るとは♪
1_スウィンギングシティ
2_アネモネの花
3_calling
4_c.a.t.
明らかに先日のツアーファイナルで掴んだ実感が基になってますね。私も改めて実感しましたが、
「fhána」はやはりライブバンドですね。
『calling』以外はノンタイアップ曲ですが、こういうオープンスペースで堂々と「我々はこういう音楽を届けたいんだ」と披露し、しっかり皆で盛り上がれる。しかもライブアレンジが加わりますし、トークを含めた彼ら独特の空気感は本当に楽しい時間を過ごさせてくれます。
肝心の『calling』ですが、例の激しいビートはハッキリとkevin君が鳴らしてましたね。そして終盤の和賀さん無双、実はこの曲を先行配信で初めて聴いた時に「ライブで期待してますよ」と伝えたのですが「最後は任せてください」という返事を貰っていました。
いやいや、まさかあんな凄い無双が待っていたとは・・・・・w
終了後、上方からの参戦だったのでお渡し会の順番はすっかり後回し。それでもしっかりと感想を伝えられたし、イヤホンの件も伝えたらtowanaちゃんは驚いてましたが他のファナメンは頷いてくれていたように思えます(^^;
和賀さん無双の件、覚えてくれていました。ライブ毎に激しくなるそうですが、早く例のライブ版を発売して欲しいものです。
という訳で・・・・・
『fhána』はいいぞ!
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fhana | 音楽/映画/テレビ
Posted at
2016/08/11 18:08:30