
ポルシェ 915型ミッションのギヤです。
今回のO/Hで交換しました。
よくシンクロ交換といいますが、ポルシェシンクロの場合、ギヤとスリーブの間にC型のシンクロがあるだけなので、ギヤとスリーブのかみ合い部分がすぐ磨耗します。
大体ギヤ鳴りしてますと、すでに手遅れの場合がほとんどです。
スリーブ側のかみ合い部分の磨耗ですと、比較的部品代がおさえられますが、ギヤ側だとセット交換になるため、結構びっくりします。
G50型は間に真鍮製のボークリンクが存在します。
この部分でギヤのかみあい部分と同調しますので、いわゆるシンクロ交換でシフトのフィーリングは戻ります。(程度によりますが)
写真のギヤなのですが、かみ合い部分が丸くなってます。
本来はとがってる形状です。
もったいないのですが使えません。
915型の場合、オイルにこだわる方が多いのも納得ですね。
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Posted at
2010/09/03 20:11:37