
待ちに待ったGW!
天気が悪いと聞いていましたが結局は晴れてくれました。
二泊三日のドライブへ出発です。
メインの目的地は愛知県にある「さなげアドベンチャーフィールド」
四輪駆動車専用のオフロードコース。
初心者向けのコースもしっかり用意されている所やレンタル車両でのコース走行が出来る高規格なオフロードコースです。
しかし、初日は移動日。
渋滞情報は確認していたので分かっていた事ですが30kmの高速渋滞が避けられず、ストップ&ゴーを繰り返し続ける事になりました。
トランスミッションがATじゃなかったら、左足が大変な事になっていたでしょう。
結局、約4時間ほどで着くはずが1度の休憩込みで7時間も掛かってしまいました。
そうしてやっとたどり着いた所が「トヨタ博物館」
入館は16時30分までなのですが到着したのが16時19分。
閉館が17時なので30分ちょっとしか時間はありませんでしたが、ギリギリ間に合ったので入館。
しかし、今考えると宿泊予定のホテルからも近いので翌日に回しておく方が良かったんですよね。
渋滞の疲労でそこまで考えが回りませんでした。
博物館の中は非常に広くて、閉館間際の時間帯もあってか人はかなり少な目。
ゆっくり展示車両を見る時間はありませんが、写真は非常に撮りやすかったです。
1910年「ロールスロイス 40/50HP シルバーゴースト」
1935年「メルセデス ベンツ 500K」
1955年「トヨペット クラウン RS型」
1959年「キャデラック エルドラドビアリッツ」
2009年「レクサスLFA(プロトタイプ)」
車両の解説もほとんど読まずサクサク見て周るつもりでしたが、ついつい足が止まってしまいます。
結局、最後の企画展示ブースはほとんど見る余裕も無く、閉館時間のアナウンスが流れたのでタイムアップ。
トヨタの車両だけではなく各国・各メーカーの車があるとは思っていなかったので、もっと時間を掛けて見て回りたかったです。
勿体ない事をしました。
トヨタ博物館を出た後はホテルへ。
流石に疲れたのでこの日は早めに就寝。
翌日はメインイベントのオフロードコース走行です。
~2日目~
快晴です!
ホテルから約20分程で到着。
ずっと走ってみたかった「さなげアドベンチャーフィールド」です。
正面入り口の前にはラリー仕様のランドクルーザー200(左)・300(右)
看板も何もなかったので分かりませんが、ダカールラリーを走った車両とほぼ同じに見えます。
レプリカなのか試作車両なのかは分かりませんが、ダカールラリーを走っている動画は見ていたのでちょっと感動。
早速、受付を済まします。
今回は車両の持ち込み走行3時間とランドクルーザー300(ディーゼル)のレンタル走行1周で申込み。
10時からのレンタル走行までのんびり歩いて見学していました。
トヨタの「メガクルーザー」
自衛隊向けの高機動車の民生用車両。
メチャクチャ大きいです。
そして「ランドクルーザー300」
手前の黒いランクルに乗りました。
白い方はおそらくガソリンモデルだと思います。
キャンプ用広場に続く歩道橋からは一部のコースが確認出来ます。
時間になったのでインストラクターの方を助手席に乗せて、簡単な説明を受けてから出発!
生まれて初めてランドクルーザーに乗りました。
この大きさの車は初めて運転するので狭いオフロードコースを走り切れるか心配な点もありましたが、前と左右のカメラ映像を大きなディスプレイで見られます。
コースの幅が結構ギリギリでかなり気を遣う場面もありましたが、オフロードでも扱いやすいアクセルとブレーキには一切違和感を感じませんでした。
乗り心地も非常に良くて、凹凸のある急な上り下りでも4輪すべてが無駄な空転もせずに走り続けてくれます。
インストラクターの方からも言われましたが、あっさり走れ過ぎてしまう点はよく理解できました。
途中からは大分リラックスして走れる程。
コース終盤のちょっとした難所ではランクルの特徴でもある「クロールコントロール」も使わせてもらいました。
ダイヤルを回せばアクセルもブレーキも使わずに車速を1km~5kmの間で維持してくれます。
実際に使ってみると凹凸のある上りでも安定した速度で上り続けてくれます。
引っかかる様な変な減速もありません。
急ね下り坂では車重もあってかズルズルと滑る場所もありましたが、それでも車体は真っ直ぐなまま。
速度を1段上げてあげれば滑る事も無くなり、普通に下って行きました。
オフロードでもこんなにも乗り心地が良くて安心して走れるからこそ、ランドクルーザーが世界中で人気な事も納得。
日本の林道では車幅が厳しいですが、これはみんな欲しくなります。
ランクル300を堪能した後は、シエラでのコース走行。
空気圧を下げる事も忘れてコースイン!
そして、シエラに乗った途端コース路面が想像以上に凸凹していました。
ランクルだと何気なく走っていた場所が、シエラだとかなり揺れます。
最初は初心者向けのコースで慣熟走行。
次はランクルで走った中級コースを走ってみましたが、ノーマルタイヤのランクルでは空転もしなかった上り坂では、明らかに空転している音が聞こえました。
こっちはオフロード用のタイヤを履いているのに。
とは言え豪快に空転している訳では無く、駆動力は伝わり続けているのでアクセルを戻さなければ無事に登りきれます。
急な下り坂ではダウンギヤを入れた4L・1速で安定して下りられましたが、ランクルほどゆっくり下りるにはブレーキを使わないと無理ですね。
ヒルディセントコントロールも使いましたが、それでもランクルほどゆっくりは走れませんでした。
他には上級コースの一部も走行。
この部分は河川敷レベルだったので安心して走れます。
しかし、こちらの岩場は無理でした。

一応、ノーマルの新型ジムニーでも走っている動画はあるのですが、実際に挑んでみるとあっさりスタック。
歩いて走行ラインを考えても見ましたが、素人の自分に下回りをぶつけたり途中で立ち往生しそうな予感がしたので断念しました。
こんな恵まれた環境で岩場を走れる機会は他に無いのですが、自走で帰らないといけないので無理は出来ません。
写真はありませんが、自分のシエラで走れそうな場所はほとんど走ってきました。
走行ラインが少し違うだけで、進めたり進めなかったりと同じ場所でも全く結果が違ってきます。
やっぱりラインって大事なんですね。
それとブレーキLSDにはかなり助けられました。
完全な対角スタックではなく多少接地しているなら、急に飛び出す事も無くかなり走破性を上げてくれています。
今回のオフロードコース走行は良い経験になりました。
走行距離は大した事ないのですが、ほどほどに疲れたのでこの日はホテルでゆっくり休憩。
明日は渋滞を避ける為に早朝から自宅へ向けて出発です。
~3日目~
午前5時にホテルを出発。
なんとか渋滞に引っかからず約4時間ほどで帰宅出来ました。
アドベンチャーフィールドで高圧洗浄はしていましたが、まだ結構汚れてますね。

深い水溜りなどもあったのでホイールの中までドロ汚れが目立ちます。
足廻りを中心に高圧洗浄。
風も強いのでブラシでの洗車はまた後日。
二泊三日で往復590kmのドライブとなりました。
酷い渋滞にも巻き込まれましたが、貴重な経験も出来たので行って良かったです!